2023/01/21 11:00
今週の洋楽まとめニュースはリアーナに関する話題から。
現地時間2023年2月12日に米アリゾナ州グレンデールで開催される今年の【スーパーボウル】のハーフタイム・ショーでリアーナが久々のライブ・パフォーマンスを行う。そんな中、NFL及びハーフタイム・ショーにおけるパートナーであるApple Musicが、リアーナのパフォーマンスへの期待感を煽る30秒のティーザー映像を新たに公開した。
リアーナのSNSに投稿された映像では、彼女の長期不在について話すニュースキャスター達の音声をバックにリアーナが身体をくねらせる様子が映っている。音声がどんどん重なり、騒音になるとドラマチックな静寂が訪れる。特徴的な髪型のリアーナがアップになり、カメラを見つめると「静かにするように」という世界共通のサインを見せる。映像は彼女の8thアルバム『アンチ』の収録曲「Needed Me」のワンフレーズで締めくくられていて、当日のセットリストへの期待感や想像を膨らませるような内容となっている。
リアーナ、【スーパーボウル】ハーフタイム・ショーのティーザー映像公開
マドンナが、2023年中に大規模な40周年記念ツアーを計画していると、情報筋が米ビルボードに語った。このツアーでは、1983年のセルフタイトル・デビュー・アルバムから2019年の最新スタジオ・アルバム『マダムX』まで、自身の全カタログから音楽を披露するという。このワールド・ツアーはマドンナにとって初のキャリア回顧となり、40年間に渡る彼女の最大のヒット曲が披露され、英ロンドンのO2での複数公演も予定されていると伝えられている。
彼女の計画をよく知るある幹部は、「彼女がこれまでに行った中で最大のツアーになる」と米ビルボードに語っている。このツアーにはスタジアムとアリーナでの公演が含まれ、「マテリアル・ガール」的なキッチュさと、時にはとんでもないセックス・アピールの両方を提供する大げさな演出が含まれ、SNS向けの名場面の数々が予定されていると、この関係者は述べている。
この報道の数日後、実際のツアー日程が発表された。
マドンナ、2023年中に大規模な40周年記念ツアーを開催へ
マドンナ、40周年記念ツアーの日程を発表
マネスキンが、2023年1月20日にリリースする最新アルバム『ラッシュ!』から、リスペクトしてやまない、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、オーディオスレイヴ、ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドなどを歴任する、トム・モレロがゲスト参加した楽曲「ゴシップ feat. トム・モレロ」をリリースした。また両者が共演するミュージック・ビデオも公開された。
トム・モレロも出演するミュージック・ビデオでは、マネスキンの真骨頂ともいえる、どこかシニカルな世界観がコミカルに描かれている。
マネスキン、RATMのトム・モレロを迎えた「ゴシップ」の共演MV解禁
さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、テイラー・スウィフトの「アンチ・ヒーロー」が自己最長記録となる通算8週目の首位を獲得した。
2022年11月5日付で1位に初登場した「アンチ・ヒーロー」は、12月10日付まで6週間キープした後、ホリデー・ソングの上昇により一時ダウンしたが、1か月のブランクを経て先週首位に返り咲き、今週で通算8週目の首位をマークした。これにより、テイラーは2014年~15年に7週をマークした「ブランク・スペース」を上回るHot 100での自己最長記録を更新した。
また、2位には先週の3位からシザの「キル・ビル」が上昇し、ドージャ・キャットとのコラボレーション「キス・ミー・モア」が記録した3位を上回るHot 100での自己最高位を更新した。
【米ビルボード・ソング・チャート】テイラー・スウィフト「アンチ・ヒーロー」通算8週目の1位、自己最長記録更新
そして、アルバム・チャートではシザの『SOS』が5週目の首位を獲得した。2022年に入ってから首位獲得週が5週を上回ったのは、映画『ミラベルと魔法だらけの家』のサウンドトラック(9週)、バッド・バニーの『Un Verano Sin Ti』(13週)、テイラー・スウィフトの『ミッドナイツ』(5週)に続く4作目で、初登場から5週連続を記録したのは、2021年12月4日~2022年1月8日付の6週をマークしたアデルの『30』以来、約1年ぶりの記録となる。
女性アクトによるR&Bにカテゴライズされるアルバム(R&Bアルバム・チャートにランクインした作品を定義とする)が5週を記録したのは、1999年3月13日~5月8日付(非連続)の同5週をマークしたTLCの『ファンメール』以来約24年ぶりで、女性ソロ・アーティストに限定すると1995年10月21日~1996年1月13日付(非連続)まで6週を記録した、マライア・キャリーの『デイドリーム』以来約27年ぶりの快挙だ。
他には、9位にヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインの新作『I Rest My Case』が初登場している。同作は、昨年8月にリリースした『The Last Slimeto』から約5か月、同年10月に発表したミックステープ『Ma' I Got a Famil』からはわずか2か月半の短いスパンでリリースした5枚目のスタジオ・アルバムで、モータウン・レコーズ移籍後初の作品となる。
【米ビルボード・アルバム・チャート】シザ『SOS』が5週連続首位、ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲイン初登場9位
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