2022年10月27日、ビリー・アイリッシュの兄で共同制作者のフィニアスが、先週起きた電動自転車事故で大怪我したため手術を受けたことをファンに報告した。

　彼はインスタグラムに、「先週の金曜日、僕は光栄にも電動自転車を衝突させ、ハンドルを飛び越えて鎖骨を完全に破壊し、右肘に橈骨頭骨折を負わせていただきました」と、独特の表現で綴り、鎖骨の骨折がはっきりと確認できるレントゲン写真を投稿した。「鎖骨が大きくずれていたため手術が必要でしたが、今はもう終わっていて、すっかり元気です！」と書いている。

　【グラミー賞】を8回受賞し、今年初めに初の【アカデミー賞】を受賞している25歳の彼は、助けてくれた病院の医師や専門家、そして家族や長年の恋人であるクラウディア・スレウスキー（Claudia Sulewski）に感謝の言葉を述べた。

　フィニアスは、12月13日、15日、16日に米ロサンゼルスで開催されるビリー・アイリッシュの【ホームタウン・アンコール】公演で妹と一緒にステージに立つまでには、“頑張れば”回復できると付け加えた。ザ・フォーラム改めキア・フォーラムで行われるこのコンサートは、全米No.1アルバム『ハピアー・ザン・エヴァー』を引っ提げたビリーの世界ツアーの成功を記念するものだ。

　インスタの投稿でフィニアスは、「転倒した時は愚かなことをしたものだと思っていましたが、今の一番の感情は感謝です。実は、ヘルメットをかぶっていなかったんです」と明かし、「教訓は一生忘れません。まだここにいられることを幸せに思います。皆さんもお気をつけて、自分の体がしてくれることに感謝しましょう」と締めくくっている。