スティーヴ・マックイーン監督の『スモール・アックス』第2話「ラヴァーズ・ロック」が本日4月5日からスターチャンネルEXで配信されている。

　『スモール・アックス』は、スティーヴ・マックイーン監督が自身のルーツであるロンドンのカリブ系コミュニティの人種差別の歴史にスポットを当てた、5本の映画から成るアンソロジーシリーズ。同シリーズで唯一のフィクション作品である「ラヴァーズ・ロック」は、1980年にウエストロンドンで開かれたレゲエのハウスパーティーでマーサとフランクリンが出会うことから物語が展開。“ラヴァーズ・ロック”は恋愛をテーマにした新時代のレゲエ音楽を意味する。劇中ではジャネット・ケイ「シリー・ゲームス」を使用。同作はオバマ元大統領の「2020年のベスト”映画”」に選出され、『ベイビー・ドライバー』『ラストナイト・イン・ソーホー』のエドガー・ライトも一押しとのこと。

　製作総指揮を務めるトレイシー・スコフィールドは「若い世代に見てもらいたい。この作品は過去の歴史の一片を記録するとともに、高い教育的価値を持っているから」と願う。マックイーン監督は「ある意味失われた歴史だ。日の目を見ずに尊重されなかった歴史なんだ」と、音楽に彩られた青春と恋の物語の裏側にあるテーマを訴えている。

　あわせて予告編、舞台裏映像と場面写真も到着した。

(C)McQueen Limited

◎映像情報
YouTube『【予告編】第2話『ラヴァーズ・ロック』 | 映画アンソロジー・シリーズ「スモール・アックス」』
https://www.youtube.com/watch?v=Jchy1nURfx0

YouTube『【舞台裏映像】第2話『ラヴァーズ・ロック』 | 映画アンソロジー・シリーズ「スモール・アックス」』
https://www.youtube.com/watch?v=yA7TR36FYIE