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2022/01/31

スピルバーグ監督『ウエスト・サイド・ストーリー』の主演2人が「大切にしたこと」とは

 スティーブン・スピルバーグ監督『ウエスト・サイド・ストーリー』で主演を務めたアンセル・エルゴートとレイチェル・ゼグラーの「大切にしたこと」が明かされた。

 2月11日から公開される同作は「ロミオとジュリオット」をモチーフにしたミュージカル映画。舞台は夢や成功を求め多くの移民たちが暮らすニューヨークのウエストサイド。貧困や差別に不満を募らせた若者たちは同胞の仲間と結束し、各チームの対立が激化していく中、プエルトリコ系移民で構成された“シャークス”のリーダーを兄に持つマリアは、対立するヨーロッパ系移民“ジェッツ”の元リーダーのトニーと恋に落ちるというあらすじだ。トニー役をアンセル・エルゴート、約3万人のオーディションから選ばれ、映画初出演となった新星レイチェル・ゼグラーがマリア役を演じた。

 アンセル・エルゴートは「歌の中では、スピルバーグ監督の演出で生まれ変わった作品のストーリー、その時伝えたい言葉そのものを表現できる。歌うときは、技術的に上手に歌おうとするとかではなくて、そのシーンでキャラクターが何を言い、どのように感じているかを表現することが大切なんだ」とコメント。

 レイチェル・ゼグラーは「本作のマリアには様々な背景が肉付けされているの。彼女は誰の前でも物怖じしない強い意志をもっているわ。それは直接歌声に影響しているし、全てのシーン、曲に適した歌い方に注意を払ったの。彼女の姿、歌声は今の若い女性たちにとてもカッコよく映ると思う」と明かしている。

 スティーブン・スピルバーグ監督は「『ウエスト・サイド・ストーリー』の楽曲はいつも僕の心を掴み、おもわず立ち上がって、歌って、踊りたくなる気持ちにさせるんだ。ミュージカルは僕たちの DNAの一部だよ。子どもの頃からずっとこの作品を映画にしたかった」と語った。

◎映画情報
『ウエスト・サイド・ストーリー』
2022年2月11日(祝・金)から全国公開
監督:スティーブン・スピルバーグ
脚本:トニー・クシュナー
作曲:レナード・バーンスタイン
作詞:スティーブン・ソンドハイム
振付:ジャスティン・ペック
指揮:グスターボ・ドゥダメル
出演:
アンセル・エルゴート
レイチェル・ゼグラー
アリアナ・デボーズ
マイク・ファイスト
デヴィッド・アルヴァレス
リタ・モレノ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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