現地時間2022年1月26日、ベテラン・カントリー・シンガーソングライターのドリー・パートンが米トーク番組『Today With Hoda and Jenna』に出演し、自身の胸にまつわる長年の噂に言及した。

　ドリーが胸に保険をかけているのはないかという噂が再び持ち上がったのは、モデルのハイディ・クルムが自身の足に200万ドル（約2.3億円）の保険がかけられていたことを告白した、先週の報道を受けてのことで、ドリーは「それに関しては事実ではありません」と噂をきっぱり否定した。

　「何十年も前の話ですが、ベティ・グレイブルだったか、美脚で有名だった著名なスターがいました。当時私は“そうね、胸に保険をかけた方がいいかもしれない、胸で有名だから”と言ったのですが、単なる冗談でした。実際にはかけていませんよ」とドリーは説明した。彼女は保険をかけられたハイディの足について、「ちなみに新しい胸を買うことはできますが、足を買うことはできませんよね」と付け加えている。

　1月19日に76歳の誕生日を迎えたドリーは、ここ1年間を忙しく過ごしている。米モデルナ社の新型コロナウイルスのワクチン開発に約100万ドル（約1.1億円）を寄付し、米タイム誌に2021年の＜最も影響力のある100人＞、米ピープル誌に2021年の＜ピープル・オブ・ザ・イヤー＞の一人に選出された。さらには、8月に米テネシー州で発生した大規模な洪水の救済活動のために70万ドル（約8,000万円）を募り、自身のフレグランスも発表した。

　音楽面においては、12月に新たに3つの【ギネス世界記録】に認定された。米ビルボード・カントリー・ソング・チャート“Hot Country Songs”で最も多くの年代でチャートインした女性アーティスト（7つの年代）、同チャートで最も多くNo.1を獲得した女性アーティスト（25曲）に認定され、さらには自身が保持していた同チャートに最も多くの楽曲を送り込んだ女性アーティストの記録を109曲に更新した。2018年には、同チャートでTOP20入りした年代が最も多いアーティスト（6つの年代）としてギネス認定を受けていた。