メタリカ、地元サンフランシスコ開催の豪華40周年記念イベント詳細を発表

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2021/11/19

　2021年12月16日から地元である米サンフランシスコをジャックして40周年記念イベントを開催するメタリカが、開催まで1か月を切った11月17日にTwitterでイベントの全体像を明かした。

　「40周年記念イベントまであと1か月、サンフランシスコの街を占拠する準備が進行中！素晴らしいライブ・ミュージックやBlackened Whiskeyのテイスティングから、メタリカ映画祭や3つのロス・ハーフィンのイベントまで」とバンドはツイートしている。

　メタリカは、このイベントの目玉として12月17日と19日にサンフランシスコのチェイス・センターで、セット・リストが異なるコンサートを開催する。

　イベント初日の16日にはオーガスト・ホールでホワイト・リーパーとタイペイ・ヒューストンの対バンライブが予定されている。ホワイト・リーパーはメタリカ楽曲のカヴァー・アルバム『ブラックリスト』で「サッド・バット・トゥルー」を手掛けた米ケンタッキー州ルイビル出身のガレージ・パンク・バンドで、タイペイ・ヒューストンはメタリカのドラマーであるラーズ・ウルリッヒの息子マイルス（ドラム、兄）とレイン（ベースとヴォーカル、弟）の二人組ユニットだ。

　翌17日には、The Wedding Band（メタリカのギタリストであるカーク・ハメットとベーシストであるロバート・トゥルヒーヨが中心メンバーのスーパーグループ）、グッドナイト、テキサス（『ブラックリスト』で「オブ・ウルフ・アンド・マン」をカヴァー）、そして新人バンドBastardaneの対バンライブが伝説的ライブハウスのフィルモアで開催される。18日は写真家であるロス・ハーフィンの『Metallica: The Black Album in Black & White』の発売を記念した展覧会やサイン会、Q&Aセッションなどが予定されている。

　18日にはほかにもAMC Kabukiでメタリカ関連の映画祭が開催され、亡くなったベーシストの故クリフ・バートンへのトリビュート作品『Cliff 'Em All』（1987年）と、コンサート・フィルム『Cunning Stunts』（1998年）と『Orgullo, Pasión Y Gloria: Tres Noches En La Ciudad De Mexico』（2009年）が上映される。

　18日は市内のライブハウスでいくつかの対バンも予定されており、ザ・チャペルではOTTTO（トゥルヒーヨの息子タイがベースを担当）とタイペイ・ヒューストンとBastardane、ビンボーズ・365クラブでは【… And Tributes For All! A Celebration of Metallica】と題されたカヴァー・ライブにトリビュート・バンドであるDamage Inc.とMotorbreathとSandmanが登場、そしてオーガスト・ホールではサックス奏者のカマシ・ワシントン（『ブラックリスト』で「マイ・フレンド・オブ・ミザリー」をカヴァー）とDJ Dialsのライブが行われる。