米ロサンゼルスを拠点に活動するシンガーソングライターで新進気鋭のポップスター、ジョーディ（JORDY）がデビュー・アルバム『Mind Games』をリリースした。

　アルバム『Mind Games』には、ジョーディが過去1年間に経験したさまざまな心の動きが記録されている。ジョーディは今までに挑戦したことのないジャンルやスタイルを巧みに融合させることで、シンガーソングライターとしての新たな一面を披露している。

　アルバムのイントロを飾る、映画のように残酷なほど正直なバラード「Mind Games」から、自己言及的で陽気なサッドソング「I Just Want To Be Loved」、無防備で悲痛な「Dressed Up In A T-Shirt」、ロックテイストのシングル「If He's In Your Bed」、そしてゆっくりと燃えるような壮大な響きのラブソング「Trevor」まで、ジョーディはすべてを探求。

　また、TikTokで大ヒットしたエレクトロポップ曲「Long Distance」や「Till It Hurts」などファンに人気の曲や、最近リリースしたシングル「Tomorrow (feat. OSTON)」、「I Just Wanna be Loved」、「Better In My Head」、「If He's In Your Bed」、「South Dakota」など、全12曲が収録されている。

　そんな中で、Charlotte Sandsをフィーチャーした「Sticks and Stones」についてジョーディは次のようにコメントしている。

「“Sticks and Stones”は、Charlotte SandsとJon Santanaと一緒にパンデミック中にZoomを通じて書いた。ずっとこのタイトルの曲を書きたいと思っていたんだ。というのも、我々が育ってきた時代によく使われていたこのフレーズが、私の心には全く響かなかったから。“言葉は私を傷つけない”と何度繰り返しても納得しなかった。繊細な魚座の私は、いつも言葉に傷ついていた。中学校で名前を呼ばれたり、自分のSNSでのコメントを目にしたり、いつも自分を傷つける言葉に刺されてきた。CharlotteとJonは、このコンセプトにすぐに共感してくれたね。Charlotteが提案してくれた“but words will f***ing kill me”という歌詞に夢中になった。何年も前からCharlotteのファンだったから、彼女がこの曲に参加してくれたのはとても光栄だ。彼女は大きなインスピレーションの源であり、この曲が存在する理由の大部分を占めている。彼女の声は、この曲をさらにレベルアップさせてくれるから、ライブで一緒に演奏するのが待ち遠しいんだ」

　そのCharlotte Sandsも「この曲は、誰かの言葉があなたに与える影響について、そしてその言葉が時に肉体的な痛みよりも大きなダメージを与えかねないことについて歌っています」と語る。

　最近では、PEOPLE誌のEmerging Musical Artistに選ばれ、【Firefly Music Festival】やJimmy Fallonの米人気トーク番組への出演を果たしたジョーディは、次のように加える。

「『Mind Games』は私のデビューアルバムです。このプロジェクトに込めた思いを言葉にするのは難しいのが正直なところ。このアルバムは、この1年間生きてきた人生そのもので、最も愛している人たちと作った愛の結晶です。悪い出会い、遠距離恋愛、醜形恐怖症、片思い、自己疑念、自己発見など、数え上げればきりがない。この3年半、音楽をリリースしてきたけど、今回のプロジェクトは自分にとって始まりのようなもの。自分が何者なのか、自分の音を見つけ、言いたいこともはっきりしている。このアルバムは、長年にわたってサポートしてくれた皆、特に最初期から見守ってくれている皆のためのものだ。私がここにいるのは皆さんのおかげです。そして、この作品がついに皆のものになることをとても楽しみにしている」

◎リリース情報
アルバム『Mind Games』
2021/11/5　Release
https://silentlink.co.jp/mindgames09

Mind Games (Intro)
I Just Want to be Loved
Long Distance
Till It Hurts
Sticks and Stones (feat. Charlotte Sands)
Delete Me
Better In My Head
Tomorrow (feat. OSTON)
Dressed Up In A T-Shirt
If He's In Your Bed
Trevor
South Dakota

Photo by Dante Vasquez