2010/07/13 00:00
全英アルバム・チャートで初めて頂点に登り詰めてから22年。KYLIE MINOGUEがニュー・アルバム『APHRODITE』で、キャリア5作目となる全英No.1アルバムを獲得した。
オーストラリア出身のポップ・アイコンである彼女は、奇しくも1988年の今回と同じ週にアルバム『KYLIE: THE ALBUM』で全英No.1の座を射止め、翌年には次回作『ENJOY YOURSELF』で再び全英を制覇。そして1992年の『GREATEST HITS』、2001年の『FEVER』と、これまでに計4回のNo.1を獲得していた。
MINOGUEに続いて2位に付けたのは、先週まで2週間連続でNo.1をキープしていたEMINEMの『RECOVERY』で、すでにNo.1に輝いたPLAN Bの『THE DEFAMATION OF STRICKLAND BANKS』が先週の4位から3位に再浮上した。そして今週のTOP 10圏内で初登場を果たしたのは、6位にランクインしたENRIQUE IGLESIASの『EUPHORIA』の1作品にとどまった。
11位以下で注目の動きをしたのは、先週の31位から11位に大きき上昇したKINGS OF LEONの『ONLY BY THE NIGHT』で、同作品はTOP 75 CHARTに94週間連続でランクインを続けている。また、ウェールズ出身のロック・バンドFEEDERの7作目のスタジオ・アルバム『RENEGADES』(16位)、ROCK CHOIRの『ROCK CHOIR VOL.1』(19位)、I AM KLOOTの『SKY AT NIGHT』(24位)といった初登場作品にも注目したい。
一方、今週のシングル・チャートではポップ・バンドJLSの「THE CLUB IS ALIVE」が初登場No.1を獲得。同作品は、現段階ではタイトル未定となっているセカンド・アルバムからのリード・シングルで、彼らがシングル・チャートを制覇したのは昨年の「BEAT AGAIN」と「EVERYBODY IN LOVE」に続く3曲目となった。ちなみにデビュー・アルバム『JLS』は、昨年の11月に全英No.1に輝いており、ニュー・シングルの全英制覇の影響もあって、アルバム・チャートで先週の59位から35位へ再び上昇を見せている。
そして先週まで2週間連続でNo.1をキープしていたKATY PERRY featuring SNOOP DOGGの「CALIFORNIA GURLS」は、今週2位へと後退した。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【ビルボード 2025年 年間Top Lyricists】大森元貴が史上初となる3年連続1位 前年に続き5指標を制する(コメントあり)
2
【ビルボード 2025年 年間Artist 100】Mrs. GREEN APPLEが史上初の2連覇を達成(コメントあり)
3
【ビルボード 2025年 年間Top Albums Sales】Snow Manがミリオンを2作叩き出し、1位&2位を独占(コメントあり)
4
【ビルボード 2025年 年間Top Singles Sales】初週120万枚突破の快挙、INI『THE WINTER MAGIC』が自身初の年間首位(コメントあり)
5
<年間チャート首位記念インタビュー>Mrs. GREEN APPLEと振り返る、感謝と愛に溢れた濃厚な2025年 「ライラック」から始まった“思い出の宝庫”
インタビュー・タイムマシン







注目の画像













