2010/06/30 00:00
ニールセンサウンドスキャンによると、EMINEMの『RECOVERY』の発売週売上が741,000枚を記録し、ビルボード200で初登場1位を獲得した。これは2008年10月にAC/DCの『BLACK ICE』が記録した784,000枚以来の最高週間売上枚数となる。
『RECOVERY』の発売週売上は、2009年の前作『RELAPSE』の発売週売上、608,000枚を上回った。また、2005年に441,000枚で1位を獲得した『CURTAIN CALL:THE HITS』をも凌ぐ数字だ。
『RECOVERY』はヒップ・ホップ・キングの6枚目の初登場1位のアルバムとなる。唯一トップを逃したアルバムは、1999年最高位2位を記録した『SLIM SHADY LP』のみだ。多くのヒップ・ホップ・アーティストの中で、最も多くのNO.1アルバムを持っているのは、11枚を誇るJAY-Zのみ。
また、デジタル・ソングス・チャートでもRIHANNAとコラボした「LOVE THE WAY YOU LIE」が338,000ダウンロードを稼ぎ1位を獲得。今年に入って5月に「NOT AFRAID'S」が1位を獲得しており、それに続く2曲目のNO.1獲得となる。
先週ビルボード200で1位だったDRAKEの『THANK ME LATER』は157,000枚で2位。MILEY CYRUSの『CAN'T BE TAMED』は102,000枚で初登場3位。CYRUSにとって、通常のスタジオ・アルバムをリリースするのは2008年の『BREAKOUT』以来。前作は371,000枚のセールスを記録し初登場1位を獲得している。『BREAKOUT』以降は『HANNAH MONTANA』シリーズと『TIME OF OUR LIVES』(EP)で、3度チャートに登場している。
OZZY OSBOURNEの『SCREAM』は81,000枚で4位に登場。伝説的ロッカーの7枚目のトップ10アルバムとなった。他に今週トップ10に初登場したのは、6位に登場したROOTSの『HOW I GOT OVER』だけ。
1年前の同チャートは、MICHAEL JACKSONが亡くなった事を受け、キング・オブ・ポップが1位から3位を独占。『NUMBER ONES』108,000枚で1位。『THE ESSENTIAL MICHAEL JACKSON』が102,000枚で2位。『THRILLER』が101,000枚で3位だった。
6/25の命日を追悼した今週は、彼のアルバムがチャートを上げている。『NUMBER ONES』は100位から42位に、『ESSENTIAL』は157位から53位に上昇、『THRILLER』は79位に再登場、『THIS IS IT』は96位となっている。
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