milet、映画『鹿の王ユナと約束の旅』の主題歌として「One Reason」を書き下ろし

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2021/07/09

　miletの新曲「One Reason」が9月10日から全国公開される映画『鹿の王ユナと約束の旅』の主題歌に起用される事が決定した。

　映画『鹿の王ユナと約束の旅』の原作は、2015年度本屋大賞、日本医療小説大賞をＷ受賞、シリーズ累計230万部を突破しているベストセラー巨編『鹿の王』だ。映像化不可能と言われた圧倒的スケールの物語に、日本アニメ界を支えてきたトップクリエイターたちが集結して映画化が実現した。

　制作スタジオは、Production I.Gが務め、監督は、『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『君の名は。』作画監督を担った安藤雅司が、本作で初監督・キャラクターデサイン・作画監督を務める。そして共同監督には『千と千尋の神隠し』で宮崎駿の監督助手を務めた宮地昌幸、さらに脚本は『ハイキュー!!』シリーズなどを手掛ける人気脚本家・岸本卓が担当する。

　物語の舞台は、強大な帝国が支配する世界。壮大な世界観の中に、緻密な医療サスペンスと感動のストーリーが組み込まれた冒険大作となっている。声優を務めるのは、主人公・生き残った孤独な戦士ヴァンに、声優初挑戦となる堤真一。もう一人の主人公・謎の病の治療法を探す天才医師ホッサルに、竹内涼真。さらにヴァンを追う謎の女戦士サエを杏が演じている。

　主題歌に起用された「One Reason」は本映画のために書き下ろされた楽曲。「One Reason」の発売情報は追ってオフィシャルHPで発表される。

◎milet　コメント
映画『鹿の王ユナと約束の旅』の主題歌を担当させていただくことになりました。
「One Reason」は主題歌のお話しをいただき、小説・台本を読み、言葉たちから伝わる静かな森の匂いや温度を生々しく感じながら書き進めました。困難に立ち向かう小さな命たちが繋がり、一度きりの人生の中で大きな愛を生み出します。やはり、人間はあたたかい生き物なのです。そんなメッセージを抱きしめ、深い森を泳ぎ進むように歌わせていただきました。
ぜひ「鹿の王」の世界と一緒に主題歌「One Reason」も一緒に楽しんでいただけたら幸いです。
そしてこの主題歌を聞いた安藤雅司監督も以下の様に感想コメントを述べている。

◎安藤雅司監督コメント
映画の制作中、プロデューサーより「今気になるアーティストはいるか？」と聞かれ、
「あのドラマの主題歌の…」と、その時最も耳に残る歌声として答えたのが、音楽には疎い自分はお名前もよく存じ上げなかったmiletさんでした。
主題歌をお願いする時に、自分が伝えたイメージは『今ここに私があるのは私を大切に思ってくれたあなたがいたから…』という思いを、子から親に、あるいは大切な人に向けて伝える歌でした。それが映画の中の少女ユナから、彼女を守ってくれたヴァンに伝える思いと重なると美しいと考えました。
思い描いた通りの、本当に素敵な主題歌が生まれたと大変感謝しております。
ぜひ、この主題歌と共に、この映画が観る者の心に響くことを願っています。

◎公開情報
『鹿の王ユナと約束の旅』
2021年9月10日全国ロードショー

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