Billboard JAPAN


NEWS

2021/07/02 12:00

米ビルボードの親会社ペンスキー・メディア、米LAでフェスティバルの開催を発表

 現地時間2021年7月1日、ペンスキー・メディア・コーポレーション(PMC)は、今年の冬に米ロサンゼルスで【LA3C】と題した3日間のフェスティバルを初めて開催することを発表した。

 【LA3C】は、Los Angeles, the Capital of Creativity & Culture(ロサンゼルス、創造性と文化の中心地)の略で、大都市LAの豊かな文化と多様なコミュニティを称えることを目的としている。12月2日から4日にかけて開催される第1回目のイベントでは、市内のさまざまな場所に地元の人々や世界中からの観光客が集まる予定だ。プレス・リリースによると、【LA3C】は「同じ考えを持ったアーティスト、ブランド、非営利団体、ミュージシャンを招き、フェスティバルの包括的なプログラムとコンテンツを強化する、誰もがアクセスできるフェスティバル」と説明している。

 同フェスティバルは、米ビルボードをはじめ、ハリウッド・リポーター、ローリング・ストーン、バラエティ、ヴァイブなど、PMCの主要なメディアを活用する。【LA3C】では、コメディー・ショー、ライブ・パフォーマンス、食にまつわる体験、ファッション展示会、俳優によるディスカッションなど、他にはないエンターテインメント・イベントが催される。

 PMCのCEO兼会長のジェイ・ペンスキーは、インパクト投資家で非営利団体のリーダーであるフアン・モラを【LA3C】のチーフ・エグゼクティブに任命した。

 モラは、「都市の差し迫った課題を解決する組織と関わりながら、他に類を見ない才能、多様性、文化を兼ね備えた街を強化する、これまでにないフェスティバルとなるでしょう」と公式声明で述べた。「ジェイの構想とロサンゼルスの街にポジティブな影響を与えようとする献身に感銘を受けました。私は、ペンスキー・メディアの象徴的なブランドの専門知識を活用し、訪れるすべての人へ向けた体験を作ることを計画し、私たちのミッションに賛同するクリエイター、ミュージシャン、アーティストを招待します」と続けた。

 ペンスキーは、「ロサンゼルスの影響力とインスピレーションは世界中に浸透しています。18か月にも及ぶ隔離生活を経て、今こそ私たちを繋ぐ文化の要素に集まる時だと感じます。私たちは、ロサンゼルスの多様なコミュニティに携わる機会を歓迎し、地元の非営利団体を支援することで、同市に投資するための資金を確保しています。フアンのリーダーシップとミッションを遂行するビジネス経験により、このイベントとその潜在的なインパクトは無限大です」と付け加えた。