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2018/01/30 20:52

峯田和伸、アフレコに初挑戦「正解が分からない」 麻生久美子、10歳の少女役に果敢に挑戦!

 映画『ぼくの名前はズッキ-ニ』プレミア上映舞台あいさつが30日、東京都内で行われ、日本語吹き替え版で声優を務めたミュ-ジシャン・俳優の峯田和伸と、女優の麻生久美子が登場した。
 本作は、事故で母親を亡くし、孤児院で暮らすことになった9歳の少年・ズッキ-ニが、複雑な事情を抱える子どもたちや、さまざまな大人たちに囲まれながら、小さな初恋や友情を通して、明日への希望を見いだしていく姿を描いスイス・たフランス製のアニメ-ション映画。
 声優初挑戦で、主人公ズッキ-ニの声を務めた峯田は「テクニックがないので、(オリジナルの)声優さんを意識しないように、自分に残っている子どもの部分から、自然に声が出ればいいなと思いながらやりました」と振り返った。
 また「全然うまくいかなかった」というリハ-サルでの反省を踏まえて本番に臨んだが、「うまくいったかは分からないですよ」と苦笑い。
 さらに「映画も初めて出たときは駄目だと思ったし、バンドの1回目のレコ-ディングでも音楽をやめようと思った。今回も1回目だから…。今のところ正解が分からないので、これからもやりたいという気持ちはない」と素直な思いを吐露した。
 ところが、峯田はせりふを発するタイミングを表示するタイムコ-ド通りに収録しており、これは初心者が簡単にできる技ではないため、麻生は「すごかったですよ」と目を丸くし、「峯田さん独特の低い声で、愛らしいズッキ-ニが出来上がっていました。かわいかったです」と称賛の言葉を送った。
 現在39歳の麻生は「チャレンジしたくて、10歳の女の子らしい声を意識しました」と少女役に果敢に挑んだことを告白。そんな中、峯田から「全然違う。麻生さんといわれなかったら分からなかった」と褒めちぎられると、安堵(あんど)の表情を見せた。
 映画は2月10日から新宿ピカデリ-他全国ロ-ドショ-。