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<インタビュー>結成5周年のONE N’ ONLY、聴いた人が笑顔になってほしい――『テレ東60祭』テーマソングの新曲「Freaking Happy」

インタビューバナー

Interview & Text: 吉田可奈 / Photo: 堀内彩香

 ONE N’ ONLYが、新曲「Freaking Happy」を11月14日に配信リリースした。同曲は、未来に向かう心意気を歌った前向きなポジティブソング。2024年に開局60周年を迎えるテレビ東京が、11月15日から5日間にわたり開催する『テレ東60祭』のテーマソングにも決定している。

 今年結成5周年を迎えた、ONE N’ ONLY。今回のインタビューは、新曲「Freaking Happy」の聴きどころや『テレ東60祭』への想い、そして10月より開催中の47都道府県ツアー【ONE N’ SWAG ~Hook Up!!!!!!~】でのエピソードについてたっぷりと語ってもらった。

「SWAGの輪が広がったら嬉しい」

――新曲「Freaking Happy」の『テレ東60祭』のテーマソングに決定したニュースが飛び込んできました! おめでとうございます!

一同:ありがとうございます~!


――これはかなり大きなタイアップとなりますが、決まった瞬間のみなさんの反応はいかがでしたか?

HAYATO:めっちゃ盛り上がりました! みんなが一緒にいるときに教えてもらったんですが、かなりビックリしたよね。


――「Freaking Happy」は本当にポジティブでエネルギッシュな曲ですよね。

REI:いい曲ですよね。すごく聴き馴染みがいいですし、アップテンポで、朝聴けばテンションを上げてくれるような曲なんです。毎日出かける前に聴いてもらえたら効果を感じてもらえると思います(笑)。

KENSHIN:僕はこのタイアップが決まった時に、「これは俺らのこと⁉」と思うくらい信じられなかったですね。実感もなかったですし、まずは大きな音楽番組に出演出来るだけでもありがたいのに、テーマソングに選んでいただいて本当に嬉しいです。それこそ、番組に出演するアーティストさんたちが発表されていて、本当にみなさん第一線で活躍されている方たちだったので、出させていただくからには胸を張って出たいなと思いました。

NAOYA:この『テレ東60祭』という、開局60周年を記念したイベントのテーマソングをまさか僕たちが担当できるのは驚きですし、本当にありがたいと思っています。これをきっかけにお茶の間のみなさんにONE N’ ONLYを知ってもらい、SWAG(ファンネーム)の輪が広がったら嬉しいですね。なにより、こういった音楽番組に出演できることがすごく有り難いので、今後もEBiDANのいろんなグループが出演できるようしっかり爪痕を残したいです。

HAYATO:曲自体もかなりハッピーで、迷いを一切感じないんです。聴いた方が笑顔になってほしいですし、イベントも絶対に楽しいものになると思うので、この曲がいい思い出になったら嬉しいです。

EIKU:かなりわかりやすい曲ですし、合いの手も入れやすいんです。とても楽しいですし、よりSWAGと一つになれる曲になっています。

KENSHIN:そうだね。

EIKU:自分たちだけじゃなくて、応援してくれた方たちと一緒にひとつになる感覚もありますし、これを聴いてポジティブになるだけでなく、僕たちの魅力を知ってもらえるいい機会になると思います。


――ONE N’ ONLYとしては、ここまでキャッチ―な曲は意外と珍しいですよね。

TETTA:そうなんです。とはいえ、まだ振り付けが決まってないんですよ。でも、この前47都道府県ツアーのマイクテストでこの曲の音源を流したら、ものすごく明るくて、そこにSWAGがいたら盛り上がるんだろうなという気持ちで歌っていました。


――急にタイアップが決まったということは、振り付けやミュージックビデオなどのスケジュールも急なのでは……?

NAOYA:そうなんです。12月にEPの発売が決まっていたので、振り入れをしたり、レコーディングをしたり、47都道府県ツアーがあってと、とても充実した日々を送っています。


――振り付けはどんなものになりそうですか?

HAYATO:曲に合わせて振り付けもキャッチ―にしたいなと思っています。ダンスもみんながTikTokで真似ができるパートがあってもいいんじゃないかなと考えていて。一回見ただけでも記憶に残るようなパフォーマンスがしたいですね。

TETTA:僕が(振り付け)作ってもいいんだけどね?

REI:おいおいおい、やめとけって!(笑)

HAYATO:まず、その案は通りません!(笑)

TETTA:たま~に“こういう手振りはどう?”ってアイディアは出すんですけど、まったく通らないんですよね。なんで?

HAYATO:ちょっと直接的すぎるんだよね。だって“走れ”という歌詞があったら走る振り付け入れるでしょ? 直訳しすぎちゃうんだよね。

TETTA:そこか~!(笑)

HAYATO:いつか振り付け師としてはソロでやってもらって……。

TETTA:なんでだよ~!(笑)

HAYATO:今回は、Renaさんという、僕たちと同世代のダンサーの方にお願いしました。これは、かなりバズる予感がしています!


――ビックプロジェクトですね。Renaさんにお願いするのはHAYATOさんのアイディアだったのでしょうか。

HAYATO:はい。かなり忙しい方なので、断られる覚悟でお願いしたら快諾してくださったのでありがたかったですね。リモートで打ち合わせをしたんですが……。

TETTA:優しかった!? 厳しそう!?

REI:気になるの、そこかよ(笑)。

TETTA:ほら、厳しいと困っちゃうから(笑)。


――世界で活躍する方ですからね。厳しくても乗り越えられますよね?

TETTA:が、がんばります!(笑)

HAYATO:ある意味、大きなコラボレーションになるので、話題になったら嬉しいですね。Renaさんはもともとキャッチ―な振り付けをされる方ですし、簡単すぎず、でも僕たちの強みであるパフォーマンスを活かしたいいダンスをお見せできると思います。


――ミュージックビデオはどんなものになりそうですか?

NAOYA:酒井伸太郎さんという、INIさんやNiziUさんのミュージックビデオを制作されている方で、最新技術を駆使したすごく素敵な映像を撮る方なんです。光や美術をとても素敵に撮影される方なので、今から撮影が楽しみです。


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ポジティブなメンバー&47都道府県ツアーでのエピソード


――撮影も、楽曲も、振り付けも、ネクストステージに上がっているように感じますね。さて、とってもポジティブな楽曲ですが、このなかで、最近よりポジティブなメンバーは誰ですか?

TETTA以外:(TETTAを見る)

TETTA:え、みんな前向きです!

REI:まぁ、TETTAは本当にいつも変わらないよね。ただうるさい!

TETTA:だって、気持ちが 下がった時や、大人しくしている時は、自然と眠くなっちゃうんですよ。

HAYATO:静かにしているだけで?

TETTA:そう。すぅ~って眠くなっちゃう。だから常にテンションを上げていかないと!

KENSHIN:それってポジティブなのかな?(笑)

NAOYA:エネルギッシュではあるよね(笑)。

HAYATO:いい時も、悪い時も、常に明るくしてくれるのはありがたいですね。

EIKU:なんかガヤガヤしているなって時はだいたいTETTAが騒いでいますね(笑)。

REI:おもしろいときは見ていて楽しいですが、時と場合によるよね。思いっきりスベッていると、ねぇ?

TETTA:スベッてないから!


――元気なグループがポジティブな曲を歌うのは、よりパワフルになるからいいですよね。

HAYATO:話の回収力がすごいっすね!?


――ありがとうございます(笑)。さて、今はみなさん47都道府県ツアーの真っ最中ですが、いかがですか?

TETTA:まだ4公演しか終わっていないのですが、すごく楽しいですね。地方は小さなライブハウスなどでもやらせてもらっているんですが、大きな会場だと、どうしてもカメラを意識してしまうんです。でも、小さな会場であれば、1人ひとりの目を見て歌うことが出来るんですよね。もちろん、大きな会場でも、そういった気持ちを忘れてはいないですが、ちゃんと確認しながらできるライブはすごく楽しいです。それに、ライブハウスによって音響や立ち位置も違うので、対応力がすごくついた気がします。

EIKU:なによりも初心をすごく思い出しますね。僕たちもデビュー当時はライブハウスで公演をしていたので、自分たちで照明をチェックしたり、メイクをしたりしていたことを懐かしく思いますし、“こんなことがあったな”と思い出しながらパフォーマンスをすることが出来ています。それに、会場ごとにまったく雰囲気がちがうんですよ。

KENSHIN:本当に違うよね。だからこそ、47都道府県回ることにすごく意味があると思ったんです。これまでは東京、名古屋、大阪と主要都市が多かったのでなかなか行けずに会えなかったSWAGのみなさんもいたんですが、今回は本当にすべて行くことが出来るので、僕たちも常にワクワクしています。先日も、普段はあまり行くことのない北陸に行ったんですが、地元の方がたくさん来てくれたことがすごく嬉しくて! さらに、ライブハウスなのでみなさんとコミュニケーションをとることが出来ますし、純粋にライブ力が上がった気がします。


――煽る力も付いているんですね。

KENSHIN:そうですね。煽り方もいろいろ変えているんです。せっかくたくさん回るからこそ、全部同じだとおもしろくないと思っていて。僕たち自身もすごく楽しみながらやれています。

NAOYA:SWAGとの距離が近いから、よりライブ感が出るんです。お客さんのノリ方も違えば、ステージの作り方も違うので、すごく楽しいですね。セットリストも、日替わりで変わりますし、メドレーもあるので楽しんでもらえたら嬉しいです。

REI:小さなステージだからこそできることはありますし、お客さんとの距離が近いからこそ、見える景色も違うんです。あとは無事に完走できるように、がんばりたいですね。僕的には、四国に行けるのが楽しみですね。以前、高知のカツオのたたきを食べたら、驚くほどおいしかったんですよ。

KENSHIN:香川のうどんも食べたいよね。

NAOYA:香川のうどんは、本当に美味しいよ。

KENSHIN:楽しみ! 北陸ではソースカツ丼と海鮮を食べたんですが、本当に美味しくて!

HAYATO:最高だったよね。あとは移動も楽しいんですよ。修学旅行のようなイメージなので、このまま楽しみながら突っ走りたいですね。かなり過密なスケジュールなので、東京になかなか帰ってこれない期間もあるんです。それも込みで楽しめたらいいなと思いますし、今のタイミングで47都道府県ツアーができて本当に良かったですね。いま、5周年を迎え、グループの結束力もさらに強まっているので、これから先、さらに加速して行きたいです!

EIKU:ブラジルも行ったしね。あと、今回は今のところ、ホテルが1人1室なんですよ。

NAOYA:そう!

HAYATO:結局みんなで集まって温泉に行っちゃったりするんだけどね。

TETTA:あとは、今回はみんなで観光地に行くようにしていて。前回も千葉の柏で風車がある公園にみんなで遊びに行きました。


――豊洲PIT公演の前はどこに行くんですか?

KENSHIN:え!? ららぽーと豊洲!?

HAYATO:間違いないね(笑)。

EIKU:より成長することがすごく身に沁みてわかるので、このツアーを終えたときの自分たちがすごく楽しみです。

NAOYA:全国回ったあと、パシフィコ横浜でライブがあるんですが、その光景は絶対にすごいものになるだろうなって思うんですよね。僕たちにとっても最大キャパですし、そこで見る景色は想像するだけでグッときますね。


――泣いちゃいますね。

REI:KENSHINは泣くでしょ。

KENSHIN:え!? 泣くでしょ! パシフィコ横浜を発表したときでさえウルッときたよ!?

TETTA:いつもKENSHINが泣くから冷静になっちゃうんですよ。

HAYATO:もらい泣きしない?

TETTA:となりのREIも冷静だから落ち着いちゃう(笑)。

REI:KENSHINはいい涙を流すからね。楽しみにしています(笑)。

KENSHIN:はい(笑)。





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