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<コラム>みんなが“私のドリカム”を持ち寄って披露し合う場所――新生【ドリカムディスコ】がラジオ番組になって、日本各地の夏を盛り上げる!?



コラム

 昨年10月から今年4月まで全国のアリーナを巡った【DREAMS COME TRUE ACOUSTIC風味LIVE 総仕上げの夕べ2021/2022 ~仕上がりがよろしいようで~】を終え、7月7日にはそのツアーの模様を余すことなくコンパイルした映像作品をリリースしたばかりのDREAMS COME TRUEが早くも2023年に向けて動き始めた。

 2023年はドリカムが4年に一度開催している【史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2023】が開催される年に当たる。もちろん、大規模なスケールのライブだけに、その準備には1年以上の期間が費やされるのは有名な話だ。しかし、今回注目したいのは、そのワンダーランドのキックオフパーティーについて、である。

 話は3年前に遡る。前回のワンダーランドが行われた2019年。ドリカムのデビュー30周年と4年に一度のドリカムワンダーランドが重なった奇跡のスペシャルイヤーに、新たなイベントが生まれ大好評を博した。それが【ドリカムディスコ】、通称【ドスコ】だ。このイベントは、まずはスピンオフ・イベントとして2019年3月21日に開催され、その後、前夜祭という位置づけで、ワンダーランドが開催される前日の金曜日にだけ出現するディスコティークとして拡散し、全国各地の夜を盛り上げた。


 今回は、さらにパワーアップして、「Road to DWL2023」というキャッチフレーズを掲げ、日本の夏をきらびやかに彩るイベントとしてよみがえった。

 これまでドリカムが世に放って来た名曲の数々には、ディスコチューンとしてノリのいい楽曲ばかりではなく、当然ながらバラードや、ちょっと苦味の効いたメロウな曲まで実に様々なタイプの曲が存在する。踊ることに主眼を置いたディスコイベントから、総合的に楽曲の魅力に触れられる音楽イベントへ進化することで、さらなるドリカム楽曲を知るための扉を開けることになる――それが【ドリカムディスコ2022 -Road to DWL2023-】なのだ。


 【ドリカムディスコ】の大原則は、大音量でドリカム楽曲を“歌って!”、思いっきり“踊って!”、新しいドリカム楽曲の魅力に“ときめいて!”というわかりやすい3大要素だ。今回ももちろんその大原則はありつつ、さらに新しいコンセプトが加わった。それが“架空のラジオ番組”だ。ラジオ番組としてイベント全体をチューンナップすることで、より多くの人が楽しめるものになっている。

 では、具体的に“架空のラジオ”とはどんなものなのか、まずはラインナップから見てみよう。

 Special Hostはもちろんこの人、DREAMS COME TRUE・中村正人。DJには、ドリカム のヒット曲をディスコ変換した最新アルバム『DOSCO prime』で共同トラック制作をしたDJ Mass MAD Izm*、パフォーマーにはドリカムLIVEには欠かせないパフォーマンス・チームのAKS+からSHIGE、INO-D、MIKKA(札幌のみ50)、そしてドリカムディスコスペシャルパフォーマーとしてSIS、GANMIといった注目のチームが参加する。さらに、今回巡る6都市のFM局人気パーソナリティーがGuest DJ/MCとして加わり、ラインナップからも“架空のラジオ”が想像できるものとなっている。ちなみに、架空ラジオ番組の構成作家としてミラッキ(大村綾人)の参加も決定、またイベント全体のディレクションは、ウィル・アイ・アム(ブラック・アイド・ピーズ)や嵐、【2020パラリンピック】の開会式&閉会式にも参加するなど注目のコレオグラファー・梨本威温が担当している。

 イベントを丸ごと公開収録と捉え、中村正人と各地のFM局DJがドリカム楽曲に関するエピソードトークを展開。すると実際にDJが曲をSPIN & MIXし、パフォーマーがダンスを披露する。リスナー(オーディエンス)は、座ってじっくり曲やトークに耳を傾けるもよし、ダンサーと共にフロアで体を揺らしながら楽しむのもよし、とにかくドリカム楽曲を全方位に味わい尽くすことができる。なので、ディスコで踊るのはちょっと苦手……という人も、ガンガンに踊りたい!という人も、各人各様のスタイルでドリカムの名曲に身も心も委ねることができるというわけだ。

 他にも、全国のU-18(高校生以下)ダンサーの夢を叶えるプロジェクトや、【DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2023】で聴きたい楽曲リクエスト・プロジェクトが同時進行していく。ドリカムの楽曲を中心に、いかに誰もが主役になれるイベントをつくることができるか――その成り立ちはまさにこれまで中村正人と吉田美和がクリエイトしてきた楽曲が可能にしてきたことに他ならない。「未来予想図II」の中で描かれたブレーキランプの5回点滅する情景や、「大阪LOVER」での遠距離恋愛カップルが見せる普段着なやりとりなど、どれもこれもが“私たちのもの”としてずっと心の中に生き続けているのだ。【ドリカムディスコ】は、DJもパフォーマーもリスナーも、みんなが“私のドリカム”を持ち寄って披露し合う、そんな場所なのだ。

 そして、『ドリカムディスコ2022 -Road to DWL2023-』の先には、4年に一度のあの興奮が待っている。

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