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the GazettE『NINTH』インタビュー



the GazettE 『NINTH』 インタビュー

「the GazettEは常に攻める方向でアピールしていく」

 約3年ぶりとなる新アルバム『NINTH』を完成させたthe GazettE全メンバーに初インタビューを敢行。昨年15周年を迎え、今彼らはどんなバンドになっているのか。2010年の東京ドーム公演以前と以後、ロックフェス=バンドシーンにおける立ち位置、迫害を受けながらも乗り越えてきたストーリー、今のthe Gazettを詰め込んだ新アルバム、そして未来に向けての意気込み等々、多くを語ってもらった。ぜひご覧いただきたい。

東京ドームを埋める為だけに活動している感じがすごく面白くなくて

--昨年15周年を迎えて、the GazettEってどんなバンドになっているとご自身では感じていますか?

▲YouTube「the GazettE 『Falling』Music Video」
▲YouTube「the GazettE 『Falling』Music Video」

RUKI:ちょっとわかんないっすね……

REITA:なんだろうね。あんまり、どんなバンドとかはわかんないっすね。

--もともと「異端」っていう言葉も使っていましたし、ヴィジュアルシーンにおいて異端児的な存在という見られ方もあったと思うんですけど、そもそもどういうバンドを目指して始まったバンドなんでしょう?

RUKI:最初は和テイストな感じで、昭和っぽい感じはありましたね。そこからライブを重ねて、ライブハウスからホールに変わっていって、という段階から変わっていったなって感じです。今はライブハウスだからこう、ホールだからこうっていうのはそんなにないですかね。

--ジャンルにおける縛りみたいなモノもほとんどない状態で音楽を作っている印象も受けます。

RUKI:ジャンルは関係ないかなって感じはしていますね。ラウドに寄りたいわけでもないし。

--でもそもそもは「ヴィジュアル系シーンで活躍したい」と思って始まった?

RUKI:そうですね。the GazettE自体はヴィジュアル系のバンドの中にいて、そこから始まったので。

REITA:でもたぶん僕らの世代ってヴィジュアル系っていうか、メイクをするバンドはスタンダードだったんじゃないかなと思うんですよね。それを観てきたから自然とヴィジュアル系になっていったというか。

--シーンにおける立ち位置で感じるのは、その枠を超えたイベントやフェスに出ていったりしていて、ヴィジュアル系発のバンドとしては異例の動きを見せていますよね?

RUKI:フェスに呼んで頂いたときも、あんまり余所行きの感じがないというか「自分たちは色物として呼ばれたのかな?」っていう感覚でステージに上がっています(笑)。

REITA:フェスに関しては、ちょっと面白がってやっているところがありますけどね。

RUKI:その違和感を楽しんでるよね。

--そうしたスタイルで活動していく中で、どのあたりからthe GazettEが世の中に受け入れられたという感覚に……

:世の中に……受け入れられた……?

一同:まだ受け入れられてない(笑)。

--例えば、2010年に東京ドーム公演を開催して、そこでひとつの達成感みたいなものは自分たちの中でなかったんですか?

RUKI:なかったですね。逆に東京ドーム以降、今の感じに拍車がかかった。東京ドームを埋める為だけに活動している感じがすごく面白くなくて。その後からですかね、何でも楽しめるようになっていったのは。その当時「タイアップ要らないんで、好きにやらしてくださいよ」って言ったのは記憶にあります。

--ドームを達成するまでとそれ以降では違うバンドになっている感覚?

RUKI:そのドームをやる前が特別だったのかな。だから達成感……ドームの達成感とかって、また音楽の達成感とは別のところにあるというか。

--その当時「ドームを目指そう」という考えにどんな流れでなったんでしょう?

RUKI:「今しかねえ」みたいな、そういう勢いだったかな。

:タイミング的なね。

:でも間違いなく「今」じゃなかった(笑)。

--例えば、90年代のヴィジュアル系ブームのときに東京ドームでライブすることって比較的多かったと思うんですけど、それ以降のV系シーンでドーム公演をやるのは難しくなった。その中でthe GazettEがドームに立ったというのは、いろんなバンドにとって勇気になったんじゃないかなって思っていたんですが……

RUKI:どうなんですかね。俺はよく分からないですけど……まぁその見てきたヴィジュアル系ブームの時代の影響もあるのかもしれない。

:東京ドームに固執し過ぎていたかもしれないですね。

--「ドームはやらないといけない」みたいな想いがあった?

:なんか、夢すぎて。

RUKI:でも「何の為にやっているのか」見えなくなるところがあって。音楽的に云々ではないところで、よりゲーム的にならなくてはいけなかったし、よりお茶の間に近づかないとダメという概念が凄かったんです。それで格好良さがだんだん保てなくなってきた……みたいなこともあったりしましたね。今振り返ってみると、そういう印象。

--でも当時は「お茶の間にまで届けたい」という想いが前向きな気持ちとしてあって、ドームを目指していた訳ですよね?

RUKI:でも「スタイルを変えずに上を目指したい」という想いは当然ながら強くて。だけど、まぁそう甘くもなく……ライブの内容自体はすごく浅かったような、そんな感じがしますね。だから不思議な一発のライブだったなあっていう。

:まぁ難しいですよね。武道館とかとは全然違うし、企画もあんまりできないし。

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「ヴィジュアル系だから出来ませんでした」というのは言い訳になっちゃう

--その東京ドーム以降「拍車がかかった」と仰っていましたが、具体的にはどう変わっていったんでしょう?

the GazettE 『NINTH』インタビュー

RUKI:激しい曲や反抗的なモノが好きなタイプというか、そんなにシーンに馴染まない感じが好きだったはずで、だからあんまり「考えて作る」という発想はないバンドだったんですよ。だから当時は「冷戦」と言っていたんですけど、それが性に合わないっていうのがあったのかもしれない。要するに自由にやりたかったんですよね。歌詞の規制とかあったりするじゃないですか。でもそんなもの関係なしに「自分たちらしく這い上がっていくのが正統派」と思えたきっかけでもあるので、だから逆にあの東京ドーム公演が成功していたらちょっと違ったthe GazettEになっていたかもしれないと思いますね、不思議なもんで。

--どうなっていたと思います?

RUKI:どうなんですかね? それでもやっていたのか分かんないです。

:5万人入っちゃっていたら、もう価値観が変わっていたかもしれない。

RUKI:まぁ「今のこういう感じではなかった」っていう予想しかできない(笑)。

--例えば、THE YELLOW MONKEYは東京ドーム公演が事実上ラストライブとなって、復活した際に当時のドーム公演は苦しさしかなかった的な発言もされていました。あそこまで行くと、バンドとしての思想や自由度みたいなものがどうしても保てなくなってくるのかもしれませんよね。

RUKI:THE YELLOW MONKEYもそうですよね。なんか外タレっぽくどんどんなっていったと言うか、でも一般的に好かれるのは「JAM」とかだったりする。だから気持ちは凄く分かるというか「こうじゃない」っていうね。でも皆さんそうなんじゃないですかね、理想と世間に受け入れられる音楽が違うっていうのは。

--現状のthe GazettEは、どんな未来に向かって歩んでいるというか、どんなヴィジョンを抱きながら活動しているんでしょう?

:あまり変わらないですけど「貫くことは大事なのかな」という感じはしますね。あんまりシーンに流されず、例えばフェスに出始めたからってフェスに似合うようなバンドになろうとしたら、それは活動のブレに繋がる訳だから、あくまでも「自分たちがやりたいことをどう外に見せたいのか」ということ。それを基準に考えて「どこまで行けるか、どこまでやれるか」っていう話にはなるのかな。

--今のスタイルで「東京ドームでもう一度」みたいな想いはありますか?

REITA:でもそれも結果論でやりたいっすよね。

RUKI:なんか「目標がそれ」っていうのはちょっと……ね。

--バンドだけじゃないかもしれないですけど、武道館とかドームとか海外とか目指しますっていう目標を立てた時点で、そこに引っ張られてバランスが崩れることは多々ありますもんね。

RUKI:ウチら最初は海外とか全く行かなかったんですよ。いくら呼ばれてもそれは変わらなかったというか。

:逆にそんなブームには乗りたくないという感じだったので。でも、分かんないですよね。結果的に自分たちがなんで海外で人を集められたのかも、フェスに来ているような人からどう観られているのかも。

RUKI:【LOUD PARK】はいろんな意味で面白かったかな? ジャンルの壁を感じたというか、すごく良い勉強になりましたね。

--今回のアルバム『NINTH』なんて受け入れられそうな感じしますけどね。

REITA:それは……どうなんですかね(笑)。

RUKI:独特だよね。

:【ノットフェスト】はもう全然違った。

RUKI:LOUDNESSさんとかじゃないと無理なんじゃないかな(笑)。ゴリッゴリというか、メタルゾーンでもなかなかもう深いところが出ているフェスだからね。

--ワールドツアーはどんな印象でした?

RUKI:いろんな国の人がいるなあって感じましたね。

:素直に「アメリカでこんなに人来るんだ? 受け入れられてるなあ」って感じはしましたね。俺たち行ったことないのに「どこで知って、なんで来たの?」って感じ。

:何の宣伝もしてないのに。

:結構シンプルに楽しんでくれている印象はあって、「この曲はそんなに聴いたことがないんじゃないか」っていう曲も、そういう空気が流れていないっていうか。なんかすごい受け入れ態勢が整っていたんですよ。すごくやりやすい環境でやらせてもらった感じはありましたね。まぁでも二回目行くとまた変わるんでしょうね。一回目と二回目はだいぶ印象が変わってくると思っていて、やっぱり初対面って大体みんな良い人じゃないですか。だから次からまた真価が問われるというか。

--またやってみたい?

:アメリカに限らずいろんなところでやりたいですけどね。

--でもここまで外に向いてるヴィジュアル系バンドっていないですよね。いわゆるヴィジュアル系という理由だけで入れさせてくれない世界もあったりする訳で、あのイベントには出れないとか、あの雑誌には載れないとか、偏見はあるじゃないですか。

:でもそれをジャンルのせいにするのはちょっと違うと思うんですけどね。

REITA:実際凄かったけどね。

:まぁ迫害は受けますけどね。でもその迫害をバネに頑張れるか頑張れないか。

:俺らも迫害は受けながらここまで来た。それでも売れるかどうかはそのバンド次第っていうか。「ヴィジュアル系だから出来ませんでした」というのは言い訳になっちゃうかな。

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今はすごく良い立ち位置に自分たちが居れて、本当に楽しい

--その迫害はどうやって乗り越えてきたんですか?

the GazettE 『NINTH』インタビュー
▲『NINTH』

:周りのサポートがやっぱり大きかった。ヴィジュアル系に対して偏見がある中で、でもそれでもプッシュしてくれて、ただ一心に支えてくれた人たち。そのおかげですよね。

--the GazettEは今やどこへでも出ていく印象があります。

RUKI:呼ばれたらお伺いする感じですよね。呼ばれた理由も考えつつ、頑張る感じ。イヤじゃないですか。急に呼ばれて、ちょっと身なりがTシャツでしたって……「寄せてきてるな!」みたいな。

一同:(笑)

:目を合わせてくれないもんね(笑)。

RUKI:葵の言う通り、迫害されて生きてるみたいな。あんまり周りの方の好意は届いてこないですね。

--迫害。これがバンドの熱量になっているところもあるんですか? 受け入れられなかったところに対して、いつか受け入れさせてやろうみたいな。

:でもジャンルの壁ってあんまり感じたことないかな。

:リスナーもちょっと変わってきている感じがする。特化してひとつのモノばっかり聴く感じじゃなくて、結構幅広く聴いている人が多くなってきたというか、「えっ! そんなの好きなの? なんでthe GazettEに振り向いてくれたんだろう?」って思う人もいるし。そういう時代に助けられている部分もあるかもしれないですね。どこでも音楽が聴ける環境だったり、今はすごく良い立ち位置に自分たちが居れて、本当に楽しいですね。

--今回のアルバム『NINTH』もいわゆるヴィジュアル系層じゃないところまで響いていきそうな作品ですよね。自身では仕上がりにどんな印象を持たれていますか?

RUKI:意外とスルっと聴ける。聴いていて結構早く終わるアルバムだなと感じました。作っているときは全然そんな感じしなかったんですけどね。

REITA:まとまったのが最後の最後なんで。最初にRUKIが『NINTH』のイメージを持ってきて、それに向かって作っていく過程がちょっと長かったんですね。「これも良い、あれも良い」とか「こうじゃない、ああじゃない」とかギリギリまで藻掻いて出来たアルバム。なんか大変なアルバムでした。

:でもやっぱりthe GazettEらしい。自分たちは「色んなジャンルを聴かせられる、色んなことを出来るバンド」とよく言われることもあって、そういうところにはしっかり落ち着いている感じのアルバムになったと思うんで。このアルバムを聴いて、曲によって好き嫌いとか色々出てくるとは思うんですけど、でもそれがすべてだから。良い一枚になったなと思いますね。

:前アルバム『DOGMA』でthe GazettEの攻撃的な部分は凝縮して放ったはずだったんですけど、今回も想像以上に攻めている感じがあって。だからthe GazettEは常に攻める方向でアピールしていくっていうのが根本的にあって、それが一番やりたいことなんだと改めて体験できたというか。

RUKI:今までを肯定するようなアルバムにしたいと思っていたので、そう出来たのかなと思いますね。あとは「ライブでやってみないとわかんないな」っていう気持ちが一番強い。

--少し前にRUKIさんがTwitterで「アルバムを作って聴かせる流れが終焉に向かっているんじゃないか」みたいな記事をピックアップされていましたよね。

RUKI:あれ、凄い衝撃を受けたんですよ。誰かが言ってしまったことになんか火がついたのかなって思うんですけど、なんかそんな時代になってる、みたいな内容でしたよね。

:じゃあ、何を作るんですかね? 単曲?

REITA:そっちのほうが効率良いのかもね。

RUKI:外タレのアルバムとか聴いて1,2曲目で聴くのやめちゃう気持ちもわかるし、それが世の流れだと言われても、なるべくしてそうなったような気もするし。曲がバラで買えちゃうから。でもその記事的には「これが世の中だぜ」っていう風に言ってるところがちょっと引っかかるなっていう。海外は既にそうなってるんだよ的な。

:効率良いよって。

--でも今回のアルバム『NINTH』は間違いなくアルバムじゃなければ成立しない構成になっていますよね。もうCDを聴かない人からすると、アルバムをどう聴いていいのか分からないという次元なのかもしれないですけど、そういう人にも「なるほど、アルバムで聴く意味が分かった」と思わせられる作品。

RUKI:たしかに、アルバムの聴き方が分からないなら教えてあげればいい。でも俺たち的には「いや、やりたいことを詰めるとこうなります」っていう、それだけなんです。(サイズは)いつもはもっとデカイんですよ。だから今回はビックリされたいがためにちっちゃくしたっていう(笑)。逆に普通のサイズにしましたね。BOXって言ったらもっとバンっと大きいサイズで来るのかなって思ってるだろうし。

:値段に対してもビックリしたよね。この値段にこれだけ詰まってるんだっていう。相当凝縮されてる。

--ちなみに、現在のthe GazettEはどんな性質のファンに愛されているんでしょう?

:例えば、さっき言ったみたいに俺らもフェスにTシャツで出たとしたら、誰よりも叩くのはウチのファンだと思う。

RUKI:「しっぽ、振ってんじゃねえよ!」って(笑)。

--でもいろんな場所に出ていくということは、ファンも一緒に出て行く訳で、一緒に戦っている感はあるのかなって。

:でも気合い入ってますよね、ファンも。「見せ付けてやろう!」っていう。

RUKI:他ではあんまりないですもんね、女の子たちが必死に頭振るとかね。それにカルチャーショックを受ける人も多いかもしれない。

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寿命で死ぬところまで、そこまで如何に見せられるバンドになるか

--ヘドバンしている女の子の集団がいて、それを外野から引いて見て笑っている人たちがいて、でもそういう人たちが次第に「面白い、格好良い」と変わっていく流れってあったりするじゃないですか。

RUKI:アイドルでもありますよね、オタク系の盛り上がり。やっぱり楽しそうじゃないですか、あれ。カバンから何個もサイリウムを出してくる感じとか「やっぱり他とはちげぇな!」って思うし、すごく楽しいですよね。

--ちなみに、ファンに対して「こんな世界を見せてあげたい」とか「こんなところに連れて行ってあげたい」みたいな想いはあったりしますか?

RUKI:俺たちのシワがだんだん深くなっていって、最終的に「ひとつのバンドを見届けた」みたいな。自分たちが好きなバンドは途中で終わっちゃっていたりするんで。

REITA:なかなか最後まで見届けるってないもんね。

RUKI:寿命で死ぬところまで、そこまで如何に見せられるバンドになるか。

--寿命を全うするまでこのバンドを続けたいっていう?

RUKI:それが記事になっちゃうとな……(笑)。

:ファンも納得する辞めどき、それが寿命かな。いきなり辞められてもね。

RUKI:ウチらは全然変わったことやってないんですけど、なんとなくいろんなものが無くなっていくうちにポツンと残っているような。言わば、つくしんぼ的な(笑)。あんまりこう勢いでガーっていく感じでもないですし。あと、逆にファンに聞きたいですね。「何が見たい?」って。出来る限り、自分たちが思いつく限りの面白いことだったりとか、それは成り行きの産物でもいいんですけど、そういうものを常に見せられたらなとは思っているんですけど。

:「どう見られたい」とか「どう見られてるか」とかそういうことを俺らが考えることなんて、ウチのファンはきっと望んでなくて。「どう見られたいか」というよりは「俺らがどう見せたいか」そんなバンドを見ていたいっていう。だから「ついて来い」みたいな感覚ですよね。

--ハロウィンのライブで「みんな殺してやる」みたいなMCがあって、でも「気持ち良かったから殺さない」みたいな流れがあったじゃないですか(笑)。ああいうことを楽しんでやれちゃうのも強みですよね。

RUKI:なんにも考えてないですけどね(笑)。

REITA:今振り返ると「ちょっと……」っていう(笑)。

:危ねぇ、危ねぇ。

:何にも知らない人がそこにいたらプッツンしちゃうよね(笑)。

RUKI:わりと本気でふざけるタイプのバンドだから、ハロウィンとか良い例ですよね。もうちょっと肩の力を抜いてやれればいいんですけど。

REITA:一番凝ってるもんね、たぶん。凝って結局疲れちゃったっていう。

:アルバムに支障が出ちゃった。

--アルバムに支障が出ちゃったんですか(笑)?

RUKI:いや、本来もっとイベント的な感じで出来ちゃうじゃないですか? ハロウィンなんていったら。

:でも周りの作業が止まっちゃうんだよな。

RUKI:だからもうちょっと肩の力を抜いてやりたんですけど、難しいんですよね。フェスとかワーっ!て感じあるじゃないですか、こっちは緊張してるんですけどね。ああいう緊張とかワンマンだとないからいろいろやっちゃう。人見知りなんですよ、そもそも僕たち。やっぱり楽屋裏とかでも緊張するし、ね?

:楽屋出ない(笑)。

:フェスの意味がない(笑)。

--フェスのステージ裏って出演者の皆さんが楽しめるようになってるじゃないですか。バーベキューがあったり。

RUKI:わりと馴染めるような空間にしてくれているんですけど、馴染めないんですよね(笑)。ちょっと外で座ってる、みたいな。

REITA:「夏にこんな厚着した奴らがいんのか」って思われてる。

:冬服だもんね。どう見ても。

--新アルバム『NINTH』を携えていろんなところに出ていくと思うんですけど、今作を携えたツアーはどんな内容になりそうですか?

RUKI:昔からやっている曲や前作の曲と混ざりが良い感じもあるので、今回は「新しい世界」というよりは「更新していく」感じにしたいかな。要するに「今のthe GazettEを見せられればいいのかな」と思います。

REITA:『DOGMA』のツアーが「DOGMA」にしかならなかったもんね。

RUKI:「DOGMA」ってやつを追いすぎて、最終的にはあだ名が教祖になっていましたからね。拝まれるっていう。

--世界観に拘り倒したんですね。

▲YouTube「the GazettE 『DOGMA』Music Video」
▲YouTube「the GazettE 『DOGMA』Music Video」

RUKI:そうですね。ステージ上でこんなこと(教祖みたいなポーズ)やっていたんですけど、自分的にはそれが普通のことだと思っていて。でも今考えたら爆笑ですからね(笑)。前回はそれぐらいの振り切りがあったんですけど、今回はまずライブでやってみてどうなるかですよね。アルバムがどういう匂いを発しているか、それはCDだけだと全然分からないんですよ。CDはあくまでそのライブに向けてのサンプルでしかないので。だからアルバムを売るっていうよりは、ライブをやるためにアルバムを出しているっていう。だからアルバムは必要なんです。逆に1曲1曲だったらどうやってライブやるんだ?っていう。だから今回のツアーも新しいアルバムを携えて、新しいthe GazettEを見せられればなと思います。

Interviewer:平賀哲雄

the GazettE「NINTH」

NINTH

2018/06/13 RELEASE
SRCL-9791/2 ¥ 13,000(税込)

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Disc01
  1. 01.99.999
  2. 02.Falling -NINTH MIX-
  3. 03.NINTH ODD SMELL
  4. 04.GUSH
  5. 05.THE MORTAL
  6. 06.虚 蜩
  7. 07.その声は脆く
  8. 08.BABYLON’S TABOO
  9. 09.裏切る舌
  10. 10.TWO OF A KIND
  11. 11.ABHOR GOD
  12. 12.UNFINISHED

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