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初来日公演迫る!音楽メディア絶賛の“カルチャー・クラッシュ”な双子ユニット=イベイー(IBEYI)最新インタビュー&来日記念特集

 2016年3月1日にビルボードライブ東京で来日公演を行うフランス/キューバ出身の双子ユニット、イベイー(Ibeyi)。メンバーのリサ=カインデ・ディアスとナオミ・ディアスは、まだ20歳になったばかりながら、昨年にはイギリスの名門<XLレコーディングス>からデビュー・アルバム『イベイー』をリリース、国内外メディアの高い評価を得た。今回は、そんな2人の魅力について、音楽作品からだけではなく、ファッション界との関わりや、その創造力のバックボーンについて等、より多角的に迫ってみたい。まずはそのセンセーショナルな登場への、英米メディアの反応から、振り返ってみよう。
 さらに最新インタビューも到着。2人の生い立ちから2ndアルバムの構想まで、じっくり語ってもらいました。

5つのメディア・コメントから知るイベイーの魅力


パワフルな双子の「カルチャー・クラッシュ」のカリスマ -- The Guardian


イベイーは、目を見張る美しさと神秘的な音楽で、聴く人にスピリチュアルなフィーリングを与える双子だ。-- i-D

「オヤ」や「シンク・オブ・ユー」、「リバー」は微かで、霊的な質感があり、初期のレジーナ・スペクターやビヨークを彷彿させる。そして、革新的でありながら、安らぎを与えてくれる。-- Greg Cochrane(NME

それ(『イベイー』)には完璧に不意を突かれた…楽曲の中を様々な要素が行き交っているにもかかわらず、とてもタイトで、そよ風のようだ。そしてその楽曲を紐解くと、ヨルバ語のチャント、シンセサイザーやビート、サンプリング、そして伝統的な楽器の演奏がある。それらは全て繊細で、静かで、美しい。-- Stephen Thompson(NPR

(「リバー」は)ボーカルとリバーブを剥ぎ取ると、そこには1~2台のMIDIコントローラーと、時折わずかに差し込まれるピアノのみ。これこそイベイーを際立たせているポイントである。楽器的には彼女たちの音楽は微かなものと言える。しかし、その音楽は常に感情とスピリチュアルに満ち溢れている。 -- Minna Zhou(Pitchfork

イベイーとファッション/アート

 さて、上記の『i-D』誌での起用にも表れているように、ファッションの世界からも熱い視線が注がれているイベイー。そのきっかけの一つとなったのが、ルイ・ヴィトンのCMへの「Oya」の起用だ。ジャズ・トランペット奏者、チェット・ベイカーを描いたドキュメンタリー『レッツ・ゲット・ロスト』でアカデミー賞にもノミネートされた映画監督/写真家、ブルース・ウェーバーが手がけた同CMは、短編ながら、イベイーの音楽のミスティックな響きと、無機質な砂漠の景観、モデルの視線が交じり合う一編で評判を呼んだ。

Louis Vuitton SERIES 1 Fashion Campaign shot by Bruce Weber

 昨年には、『ヴォーグ』誌の企画で、ビヨンセがファッション撮影を行っている模様を断片的に繋いだショート・ビデオにイベイーの「River」が起用。こちらはビヨンセ自身のInstagram上にて発表され、彼女たちの注目度を大きく引き上げることに繋がった。

 その他、イベイーの2人は“最も一緒に仕事をしたい作家”の1人に、映画監督のグザヴィエ・ドラン(『わたしはロランス』『Mommy/マミー』等)を挙げるなど、アート方面への造詣の深さも垣間見せている。そんな彼女たちのMVも、毎回工夫を凝らしたアート性の高いもの。そのビジュアルでも多くのファンや業界人を魅了しているのだ。

Ibeyi - Ghosts

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  2. 「カルチャー・クラッシュ」、ルーツ、そしてプライベートで霊的なライブの魅力
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「カルチャー・クラッシュ」という魅力

 そんな彼女達の表現の魅力の一つに「カルチャー・クラッシュ(文化間の衝突)」の体現が挙げられる。伝説のキューバ・バンド、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのメンバーでもあったパーカッション奏者、ミゲル“アンガ”ディアスを実父に持つ2人は、英語とともにヨルバ語で歌うことでも知られている。ヨルバ語は西アフリカ--ナイジェリアやベナン、トーゴなどを中心に居住するヨルバ人の言語。だが、実はこの地域からの奴隷移民が多いキューバでも先祖たちから使われてきた。イベイーの二人は、キューバ出身という自らのルーツを意識し、あえてヨルバ語を歌に織り込むことで、自身の表現をより洗練されたものへと変化させている。

Ibeyi - BARASU-AYO

 さらに、それだけでなく、最新のヒップホップやエレクトリック・ミュージックも積極的に取り込み、ルーツ音楽とモダンな音楽をミックスするセンスにこそ、彼女たちの真骨頂がある。ジェームス・ブレイクやフランク・オーシャン、ケンドリック・ラマーのようなアーティストの音楽と、ヨルバ語のチャントを並列することの出来る現代的な感覚が、その音楽の魅力を支えているのだ。(また、ローリン・ヒルのような、よりオーセンティックな歌モノも好むリスナーとしての志向も、ただ単に先鋭的なだけに終始しない彼女たちの強みとなっている。)

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ/キッド・アトラス

 ルーツ音楽とモダン音楽の融合という意味では、やはり実父、ミゲル“アンガ”ディアス、そして2人が兄のように慕っていたというDJ/トラックメイカーのキッド・アトラス(Kid Atlaas)という、2組のアーティストからの影響は計り知れない。

 ミゲル“アンガ”ディアスは前述のように伝説のキューバ・バンド、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブの一員。ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブは1990年代、ライ・クーダーとの共作、そしてヴィム・ヴェンダースによるドキュメント映画で世界的に知られるようになったキューバの老ミュージシャンを中心としたバンドだ。映画は当時ここ日本でも大きな話題となり、サントラ盤をはじめ関連作は現在でも高い人気を誇る。ディアスは同バンドでは若手のメンバーだが、惜しくも2006年に死去。生前は、ロイ・ハーグローヴの『Crisol Habana』(1998年)などのグラミー賞ノミネート作をはじめ、数多くのセッションに参加し、天才パーカッショニストとして知られていた。無くなる直前の2006年2月には、ANGA名義で『Echu Mingua』という素晴らしいリーダー・アルバムもリリースしている。

Miguel "Anga" Diaz - A Love Supreme

 キッド・アトラスことガブリエル・ジュードは1994年生まれ。期待の若手トラックメイカーとして将来を嘱望されるも、彼が20歳の2014年に他界した。彼が遺したトラックのいくつかはSoundcloudやbandcamp(https://kidatlaas.bandcamp.com/)のページでも試聴/ダウンロードが可能。その音楽を改めて聴くと、ポスト・J・ディラ的とも言えるモダンなビートに、どこかエスニックなサンプルがロマンチックに絡むものになっており、イベイーの音楽との直接的な接点を感じさせる。『イベイー』は、このキッド・アトラスに捧げられたアルバムでもあるが、例えばこのキッド・アトラスの「Winter Is Coming」などを『イベイー』と並べて聴けば、そこに通底するものがハッキリと聴き取れるはずだ。

Kid Atlaas - Winter Is Coming

プライベートで霊的なライブの魅力

 では、今回が初来日となるイベイーのライブは、どのようなものになるのだろうか?下の映像は先月公開されたばかりライブ映像だが、まずは冒頭のアカペラのチャントが鳥肌モノ。さらにそこから、2人だけで、サンプラーや伝統的な打楽器のカホンを駆使し、緊張感と心地よさが絶妙に共存する見事な演奏を披露していく。11分過ぎから始まる「ママ・セイズ」の演奏では“ボディ・パーカッション”も使って、実に親密な演奏を聴かせる。1時間以上に及ぶ長い映像だが、部分部分だけでもぜひ観て欲しい。2人が演奏を進めるにつれて、会場を覆っていく半ばスピリチュアルとも言える空気感も含めて、そのライブの雰囲気の一端を感じることができるはずだ。そして、3月1日、ぜひビルボードライブ東京のステージに足を運んで欲しい。

Ibeyi(Live @ Trianon)

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  2. 来日直前インタビュー
    「デビュー作を100%自分たちを反映するものにしたかった」
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デビュー作を100%自分たちを反映するものにしたかった

−−いよいよ3月1日に待望の初来日公演が行われますね。

リサ=カインデ・ディアス:そうなの!今からとっても、とっても楽しみにしてる。アメイジングなショーになるわ。ジョークじゃなくて、本当に夢が叶ったような気分よ。

−−日本やその文化に対してどのような印象を持っていますか?

リサ:見たことのないものばかりで、とっても興味深い。これまで色々な国を訪れているけど、日本は特にユニークな国だって訊いてるから、日本の文化を実際に体験するのが待ちきれない。

−−2人は二卵性の双子ということですが、お互い似ているなと思うところ、違うなと思うところはどこでしょう?

ナオミ・ディアス :私たち、全然違うの。似てるところなんてないわ(笑)!

リサ:そう、まったく別人ね。彼女は小さな“ギャングスタ”って感じで、私はとても穏やかな性格。まるでお婆ちゃんみたい。ナオミは、直感的で、衝動的だけど、私は慎重だから、上手くバランスが取れていると思う。それに髪型だって違うし…。

−−双子は、“テレパシー”的な繋がりを持つとよく言われていますが、そういうものを感じたことはありますか?

リサ:稀に何かを感じることがあるわ。特に音楽に関しては強力な“繋がり”を感じる。その繋がりは初めて一緒に音楽を作った時からずっと感じてる。だから、目に見えない力が何かしら作用してるんだと思う。でも、別に霊感があるとか、そういうことではないかな。だって、ナオミが何を考えているか、まったくわからないもの(笑)。お互い分かり合えないことも結構多くて、そこが双子ならではの悩みの一つだと思う。

−−わかりました。小さい頃はどんな音楽を聴いて育ったのですか?

ナオミ:私たちの両親は、あらゆる音楽を聴いていたから、ジャンルの隔てなく様々な音楽に触れながら育った。中でも私はやっぱりヒップホップが一番好き。

リサ:私はジャズとか…とにかく素晴らしい女性シンガーに魅了された。当時はニーナ・シモン、ビリー・ホリデイやエラ・フィッツジェラルドを毎日ずっと聴いていたわ。今はもっと色々なアーティストを聴いてる。フィンクは大好きだし、ジャネイ・アイコも。新世代の…エレクトロニック・ミュージック…“ハイブリッド・ミュージック”が大好きなの。



−−2人で音楽を作り始めたのは何歳ぐらいの時ですか?

ナオミ:14歳ぐらいの時じゃないかな。

リサ:違うわ。一緒に作り始めたのは16歳の時よ。最初は別々にやっていて、私が16歳の時に「EPを作らないか?」とオファーを受けたの。そしたら、ナオミが「私抜きでやるなんてありえない!」って言いだして、2人で一緒に作ることになったの。

−−2人のお父さんは、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブなどで活躍した著名パーカッショニストのミゲル"アンガ"ディアスですが、彼にはどのような影響を受けましたか?

リサ:父は、私たちが幼い時…11歳の時に亡くなった。音楽は私たちの生活の一部で、重要だったけれど、中心ではなかった。でも、音楽好きの両親が色々なジャンルのライブに連れて行ってくれたことによって、次第に私たちも音楽にのめり込んでいった。音楽を作り始める随分前だけど、その基盤となる経験となった。

−−中でも、特に思い出深いライブがあれば教えてください。

リサ:沢山あるわ!それに、父自身のパフォーマンスも本当にアメイジングだった。あと憶えてるのは、幼い頃にアンジェリーク・キジョーを観に行ったこと。彼女は本当に素晴らしかった。それにアッシャーも。本当にたくさんのライブを観に行った。話を戻すと、父が私たちに継承したのは、自分たちが受けた影響を織り交ぜ、自分らしい音楽を作るということだと思う。それは彼が生前やっていたことで、そうすることを心から楽しんでいた。加えて、そうすることを恐れないことね。怖いと感じたことはなかったし、ごく自然と現在の自分たちの音楽性に辿り着いた。

−−デビュー作をプロデュースしたリチャード・ラッセルとのレコーディングはいかがでしたか?

ナオミ:彼は本当に親切で素晴らしい人。

リサ:同感!彼と初めて会った時に「アルバムをどんなサウンドにしたい?」って問われたんだけど、それまでそんなこと考えたことなかったから、見当もつかなかった。彼の質問をきっかけに色々意識的に考えるようになって、2週間後に再び彼に会った時には、どんな作品にしたいか、明確なヴィジョンが生まれていた。本当に優れたプロデューサーで、3人で一緒にアルバムを作り上げているという感じがした…一緒に作品をコントロールし、形成しているという。これは私たちにとってとても重要なことだった。なぜなら、デビュー作を100%自分たちを反映するものにしたかったから。当時19歳だっけ?

ナオミ:そうよ。

リサ:初めてスタジオに入った19歳の“子供”の「すべての楽器を自分たちで演奏したい!」っていう無謀な要望に「OK!」って即答してくれたんだもの、恐れ知らずもいいところよね(笑)。それを許してくれた彼には本当に感謝してるわ。



−−彼と仕事をしたことは、2人の音楽観や曲に対する考え方などに変化を及ぼしましたか?

リサ:うん多少はね。音楽の聴き方を変えてくれた。サウンドや曲の良い点、悪い点を自然と分析できるようになった。まるで若き見習いプロデューサーのよう。これまでも無意識にやっていたとは思うんだけど…2人とも何か月間も同じレコードを繰り返し聴くのが好きだから、細かいディテールまですべて憶えているの。今はそれを初めて聴いた時にすぐにやるようになった。ラジオから曲が流れてきたら、ここはこうで、こうなんだ、って、よりアクティヴに曲と接してる。ただ聴いているだけではキャッチできないような細やかな音がその曲にグルーヴやフィーリングを与えていたり、色々発見することもあるから、音楽の楽しみ方が広がった感じがする。でも、いつでもやっているわけではないわよ。単純にその人の歌声や曲を楽しみたいことだってあるから。

−−先ほど、デビュー作を100%自分たちを反映するものにしたかったと言いましたが、そのスタンスを貫く上で、チャレンジングだったことは?

リサ:確かに、そこが私たちにとって一番重要だった。だから自分たちの作ったものを誰にも変えさせるつもりはなかった。音楽、アートワーク、すべてが私たちの個性や意図、そしてメッセージ性にそぐうものであってほしかった。簡単そうだけど、実際は考えなければならないことがたくさんある。特に若い女性ミュージシャンとして。

−−制作中、お互いの意見がぶつかってケンカになることはありましたか?

リサ:まったくなかったわ。

ナオミ:そうね。

−−スムーズに進んだんですね。

リサ:うん。1分たりとも喧嘩はしなかった。スタジオ内ではエゴは必要ない。心から楽しめるプロセスだった。円滑に進めるためにベストなことは、中間で折り合うことだ、ってわかってた。

−−中間で折り合うという点で、2人の意見の一致しているアーティストで、アルバムをインスパイアした人がいれば教えてください。

ナオミ:レコーディングに入る前と制作中にジェイムス・ブレイクをよく聴いてたから、エレクトロニック・サウンドを入れようと思ったのは、彼の影響。自分たちが作ってる音楽に意外に合うんだ、って気づかさせられて、そういうサウンドに挑戦するインスピレーションになった。

リサ:それとミシェル・ンデゲオチェロは2人とも大好きなアーティスト。

ナオミ:共通で好きなアーティストはたくさんいるけど、その中でも私はやっぱりヒップホップが一番好き。

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  2. 来日直前インタビュー
    「みんなを泣かせるのにはもう飽きた。みんなを踊らせなきゃ!」
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「みんなを泣かせるのにはもう飽きた。みんなを踊らせなきゃ!」

−−そう言えば、カニエの新作がリリース間近ですが、どんな作品に仕上がっているか楽しみですよね。

ナオミ:もちろん!

リサ:なんちゃらパブロっていうタイトルよね。

ナオミ:『The Life of Pablo』ね。でも、ぶっちゃけタイトルはイマイチだと思うな(笑)。

−−既に3、4回変更してるんですよね。

ナオミ:ね~。彼って本当に不思議なアーティスト。

−−リアーナの新作は聴きましたか?

ナオミ:うん。すごくいい曲がいくつかあるわよね。でも、エンディングがあまり気に入らなかったな。なんだかチルな感じで。

リサ:ナオミはもっと踊れる、パーカションが効いた曲が好きだから。私が気に入ってるのは、彼女がこれまでの路線とは違う、リスキーな作品を作ったこと。これから徐々に“ポップスター”がそういう作品をリリースしていくような時代になると思う。商業的なアルバムを5枚もリリースしたら、もっと実験的なことがしたいと思うはずだから。それを実際にやるっていうのはポジティヴで、素晴らしいことだし、そこからそのアーティストの新たな面が見えてくる。

−−デビュー・アルバムから約1年が経ちますが、周囲の反応や自分たち自身に変化はありましたか?

リサ&ナオミ:ないわ!

リサ:唯一変わったと言えば、ライフスタイルかな。ツアーに出ることが増えたから。でも、他は特に変わってないかな。

−−初めてイベイーとして行ったパフォーマンスについて憶えていますか?

リサ:パリにある、私の部屋よりも小さな会場…ちなみに私の部屋もそんなに広くない。だから観客は私たちの家族と友人だけで、みんなすっごく楽しんでくれた。

ナオミ:大盛りあがりで、私たちも気分が良かった。

−−ちなみに、それって何年前ぐらいですか?

リサ:2年前かな。

ナオミ:うん、2、3年前。



−−観客に手拍子をしてもらったり、どちらかというと参加型のライブですよね。

リサ:うん。パフォーマーが私たち2人だけだから、とてもインティメイトなの。みんなに参加してもらったほうが楽しいし、デタラメでもいいから一緒に歌ってもらえたら嬉しいな。

−−なるほど。そして、アニエスベーのパリコレのランウェイでもパフォーマンスしていますよね。

リサ:アニエスは本当に素晴らしい女性!アーティストに対して協力的で、アート、そして音楽を心から愛している。彼女のブランドは個人的に大好きだから、出演して欲しいって言われた時は、とっても光栄だった。

−−その時はさすがに緊張しましたか?

リサ:少し緊張した。だって、モデルたちと一緒にウォーキングしながら、歌わなきゃいけなかったから。それに、細いモデルの前を歩かなきゃいけなかったから、太って見えないか、とか不自然じゃないか、とか色々考えちゃった(笑)。

−−2人自身、ファッションへのこだわりはありますか?

リサ:私は特にないかな。ナオミはストリート・スタイルよね。

ナオミ:でも、特にこだわりはないかな。

リサ:毎日着てるのに?

ナオミ:うん。

リサ:私は、まったくないな。

ナオミ:同感(笑)。

リサ:最近はコーディネートするのが徐々に上手くなってると思うけど。ナオミとは正反対。彼女はブランドを立ち上げたいって言ってるほどのファッション好きだから。



−−どのMVも印象的ですが、「River」のMVはかなりインパクトがありました。誰のアイデアだったのですか?撮影秘話などもあれば教えてください。

リサ:水の中で歌うのは、すごくハードだった。目も痛かったし。でも、いいアートには犠牲がつきものよね(笑)。アイディアはエド・モリスによるもので、彼はアメイジングな監督。彼には、リチャードを通じて出会ったの。曲をいくつか聴いてもらったら、「“River”が気に入ったから、この曲で何か作りたい。」って言ってくれて、その3日後にはこのビデオのアイディアが生まれてた。事前に彼には、水をモチーフにした、少し変った作品にしたいとお願いしていた。ルックス、衣装、メイクアップとか表面的なものに関心はない、音楽を際立たせてくれて、“美”ではなくその映像自体に焦点があたる作品にしたい、って。私たちにピッタリな、パーフェクトなビデオに仕上がったと思ってるわ。

−−次の作品に向けて、すでに曲作りは進めていますか?

リサ:イエス!曲作りしてるわ。たくさん書いたけど、まだ完成しているものはないな。でも、どんな2ndアルバムにしたいか、はっきり分かってる。

−−内容について少しでもいいので教えてもらっていいですか?

ナオミ:よりヒップホップ色が強いものになる。もうちょっとみんなが踊れるような作品にしたいから。

リサ:「みんなを泣かせるのにはもう飽きた。みんなを踊らせなきゃ」ってナオミに言われたわ。

−−(笑)。じゃあ、もっとアップビートな作品になると。

ナオミ:みんな本当に泣いちゃうんだもん。だから、次は踊れて、笑えて、泣けるアルバムになる予定(笑)。

−−では最後に、来日公演を待ちわびているファンにメッセージをお願いします。

リサ&ナオミ:みんなハロー!

リサ:何かを“クリエイト”して。ちゃんとしたやり方を知らなくても構わない。何かクリエイティヴなことに挑戦してみるの。やり始めたら、次第に身につくから。曲を作ること、絵を画くこと…何かを“創る”ことは素晴らしいフィーリング。下手くそでもいいの。私たちだって世界一のミュージシャンじゃないけど、音楽を作ることを楽しんでる。それとライブに来てね。これまでプレイしてきたショーとは少し違う、スペシャルなものになるから。

ナオミ:みんなのサポートには感謝してる!会えるのを楽しみにしてる。

イベイー「イベイー」

イベイー

2015/02/11 RELEASE
BGJ-10231 ¥ 2,608(税込)

詳細・購入はこちら

Disc01
  1. 01.Eleggua (Intro)
  2. 02.Oya
  3. 03.Ghosts
  4. 04.River
  5. 05.Think Of You
  6. 06.Behind The Curtain
  7. 07.Stranger / Lover
  8. 08.Mama Says
  9. 09.Weatherman
  10. 10.Faithful
  11. 11.Yanira
  12. 12.Singles
  13. 13.Ibeyi (Outro)
  14. 14.Chains (ボーナストラック)
  15. 15.Fly (ボーナストラック)

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