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「今リリースしなければ、今後絶対に出来ないと思う」―『ゴシップ・ガール』のレイトン・ミースターが語るニュー・アルバム

レイトン・ミースター 最新インタビュー

 アメリカでは社会現象にもなった人気ティーンTVドラマ・シリーズ『ゴシップ・ガール』のブレア・ウォルドーフ役で大ブレイクした現在28歳のレイトン・ミースター。最近では映画への出演はもちろん、ブロードウェーで上演されたジェームズ・フランコとクリス・オダウド主演の『二十日鼠と人間』でヒロイン役を演じるなど、女優として幅を広げている。2009年には、コブラ・スターシップの「Good Girls Go Bad ft. Leighton Meester」にフィーチャリング・アーティストとして参加し、米ビルボード・シングル・チャートで7位を記録した彼女が、自身のレーベル<Hotly Wanting>より正式にシンガーとしてデビューすることが決定。10月28日に全米リリースされる1stアルバム『Heartstrings』についてレイトンが話してくれた。

この新しいアルバムは、私の女優業について知らず、
そしてポップ・ミュージックを聴かない人たちのためのもの

Good Girls Go Bad ft. Leighton Meester
▲ 「Good Girls Go Bad ft. Leighton Meester」 MV / Cobra Starship

??元々は、リパブリックと契約していましたよね?

レイトン・ミースター:当時は楽しかったわ。レコード契約があったことが、クールだと思ってた。でも、私らしくないって、その当時から思ってた。業界についてや、ソングライティング、プロデュースのプロセスについて学べた。その頃は全く知識がなかったから。でも、自分の方法で出来るようになったと思うの。

??以前リリースしているのは、俗に“ポップ・ミュージック”ですが、新しい音楽はどこが違うのですか?

レイトン:これまで作ってきた音楽、(ポップ・ミュージックと)自分を切り離すことは出来ないけれど、それをより探究する欲望も時間もなかった。私のテイストじゃないの。この新しいアルバムは、私の女優業について知らず、そしてポップ・ミュージックを聴かない人たちのためのもの。それって、すごくエキサイティングだと思うの。(舞台『二十日鼠と人間』は)これまでやってきた仕事の中で、一番多く時間を要するものだった。今は、音楽に集中する時間がとれて、すごくクールだわ。これまで、音楽をやる為に時間をとったことがなかったから。

Summer Girl
▲ 「Summer Girl」 MV

??音楽を作るのと演技をすることを比べると?

レイトン:どちらがイイとは言えないわ。2つとも全く違うことだから。音楽のいいところは、すべてのプランを練ってから、行動に移せること。女優業の場合は、私がコントロールできることではないの―仕事があるか、そうでないか、だから。

??では、女優業、またはポップ・ミュージックをやっていた頃のレイトンを知っている人々にとって、新しい音楽はアーティストとしてどの様な面を表現をしていますか?

レイトン:このアルバムは、現在のファン達のためでもある。そして、それ以上にまったく新しいことなの。私の過去の仕事ともまったく関連がないから、言ってみればファンじゃない人達のためでもあるわね。
 私にとっては、“自分”と言う感じね。私のような人々が共感し、自分なりに解釈し、理解してほしいと思っている。最終的な仕上がりには、すごく満足している。だから今の私の原動力は、このアルバムをリリースし、みんなに聴いてもらうということ。私的なプレッシャー―自分で自分に与えたプレッシャーと言う感じね。今リリースしなければ、今後絶対に出来ないと思う。これまで、何度も生まれ変わり、様々な段階を踏んできたけれど、この音楽はいつも私の元へ戻ってくる。とても気に入っているし、現状にはとても、とても満足しているわ。

Summer Girl
▲ 「Dreams (Fleetwood Mac cover)」 / with Dana Williams

??女優から転身した歌手という風に見られることに、プレッシャーや抵抗は感じたことがありますか?

レイトン:そのことは、忘れるようにしてるけど、みんなに言われるから思い出しちゃう。そんなに悪いことだとは思わないわ。どちらかと言えば、私にとっては助けになっている。私は子供の頃から演技をしてきた。まったく違うことだけれど、似ている部分も多い。案外2つは合ってるのかもと思うわ。もちろん内面的なプレッシャーはある。私も人間だし、プレッシャーを感じるから。でも本当に、人がどれだけオープンで、寛大かをいつも気づかさせられている。それにその人の好みにもよると思うの、もし気に入ったとしても、2つは全く関係のないことだから。

??これまで一番影響を受けたアーティストは?

レイトン:ジョニ・ミッチェル。スティーヴィー・ニックスとフリートウッド・マックは大好きよ。それから、ロバート・プラント、レッド・ツェッペリン、トム・ペティ、ニール・ヤング、ケイト・ブッシュにトーリ・エイモスも大好き。曲がかかったら、必ず歌っちゃう。小さい頃聴いた音楽も憶えているわ。幼い頃、夕食の時間に父が聴いていた曲までも。詞に対する親和性というのかしら。普段の生活の背景で流れていたポール・サイモン、ザ・ポリス、ボニー・レイットは、私が5~7歳ぐらいの頃と関連づいている。可笑しな詞―たとえばポール・サイモンの「Me and Julio Down by the Schoolyard」(僕とフリオと校庭で)とか。当時は「何のことを歌っているんだろう?」なんて思っていたけれど、大人になって理解して、とても…おかしな表現かもしれないけど…複雑で、意味があり、成熟している。大人は曲を聴いて、関心を持つかもしれない、そして6歳でも理解しようとして、大好きになるかもしれない。

Q&A by Jill Menze / 2014年10月13日 Billboard.com掲載

"Heartstrings" (Audio)

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