GfK Japanによるダウンロード・アルバム売上レポートから、2021年4月26日～4月28日の集計が明らかとなり、ENHYPENの『BORDER : CARNIVAL』が954ダウンロード（DL）で首位を走っている。

　本作は2020年12月発表のデビュー・ミニ・アルバム『BORDER : DAY ONE』から約5か月ぶりの2ndミニ・アルバムで、全6曲が収録されている。2020年12月9日公開（集計期間：11月30日～12月6日）のダウンロード・アルバム・チャートで『BORDER : DAY ONE』は1,284DLで5位を獲得しているが、『BORDER : CARNIVAL』は5月5日公開のダウンロード・アルバム・チャートでその記録を上回ることになるのか注目される。

　2位にはYUKIの『Terminal』が946DLで続いており、現在首位の『BORDER : CARNIVAL』と8DL差と僅差だ。本作はYUKIにとって10枚目、2年2か月ぶりとなるオリジナル・アルバムで、最新シングルに収録された「Baby, it's you」や「My lovely ghost」など、計13曲が収録されている。続いて778DLで現在3位に入っているのはNovelbrightのメジャー1stフル・アルバム『開幕宣言』。メジャー・デビュー曲で「コカ・コーラ ゼロシュガー」のCMソング「Sunny drop」、テレビ東京系ドラマ『共演NG』の主題歌「あなたを求めただけなのに」など、全13曲が収録されている。YUKIとNovelbrightはともに4月30日放送のテレビ朝日『ミュージックステーション』に、YUKIはさらに5月3日放送のTBS『CDTV ライブ! ライブ! 2時間スペシャル』に出演することが決定している。

　そのほかトップ10に初登場しているのは、くるりの13枚目となるオリジナル・アルバム『天才の愛』（現在6位）、男女混声ボーカルグループであるLove Harmony's, Inc.のアルバム『GLEETINGS』（現在7位）の計2作品。『天才の愛』には2020年末に立て続けにリリースされた「益荒男さん」、「大阪万博」、「コトコトことでん (feat. 畳野彩加)」や、先行配信されていた「I Love You」、さらに4月28日にミュージックビデオが公開された「潮風のアリア」を含む全11曲が収録されている。

◎Billboard JAPANダウンロード・アルバム集計速報
（2021年4月26日～4月28日の集計）
1位『BORDER : CARNIVAL』ENHYPEN
2位『Terminal』YUKI
3位『開幕宣言』Novelbright
4位『THE BOOK』YOASOBI
5位『Walpurgis』Aimer
6位『天才の愛』くるり
7位『GLEETINGS』Love Harmony's, Inc.
8位『HELP EVER HURT NEVER』藤井 風
9位『NEW GRAVITY』Nulbarich
10位『I SING』Crystal Kay

※Billboard JAPANの週間ダウンロード・チャートはGfK Japanと米国ニールセンのデータをもとに生成していますが、先ヨミ時点の集計はGfK Japanのデータによる推定値となります。