昨夏、メジャーデビューを果たした現役女子大学生シンガーソングライター 山崎あおいが、iTunesが紹介する2013年期待のニューアーティスト“NEW ARTISTS 2013”に選出された。

　山崎あおいは、高校在学中にYAMAHA主催のアマチュア登竜門コンテストで日本一に輝き、同時に特別審査員を務めていた秋元康氏より卓越した歌詞の世界を評価され、特別審査員賞も受賞。地元・北海道のメディアで大きく報じられ、企業CMや地元TV番組主題歌などに8曲が抜擢されるなど、その実力は各方面から評価されていた。

　そんな彼女への期待の表れとも言うべく、冒頭のとおりiTunesが今年注目のニューカマーの1人として紹介。さらに、ニッポン放送が運営するモバイルラジオ『オールナイトニッポンモバイル』に登場することも発表されている。

　また、2月20日には卒業シーズンにピッタリな最新シングル『強くなる人』をリリース。この曲は当時、中学校の卒業を間近に控えていた彼女が小学生のころから一緒に過ごしてきた親友に宛てて書いた曲で、完成から4年間、ずっと大切に歌ってきたナンバーだ。YouTubeでは予告映像が公開されているので、まだ耳にしたことがない方もぜひチェックしてもらいたい。

◎YouTube動画『山崎あおい / 「強くなる人」（予告映像）』
http://youtu.be/e2S-zzGl8Z4

◎山崎あおい 「強くなる人」についてのコメント
完成してから4年間、ずっと大事に歌ってきた「強くなる人」。この曲は15才、中学校卒業間近の私が、小学生のころからの大切な親友に宛てて書いた曲です。

その子はソフトテニスのペアでした。小学6年生の時、一緒に少年団に入りました。そこで私たちは初めてペアを組み、中学生になり「部活」になってもペアは変わることなく、二人で「難しいだろうけど、全国大会出ようね」とがんばっていました。毎日の朝練、放課後の練習、夜の練習…相当スポ根な部活でした。

試合のたびに喧嘩していたこと、先生に二人で怒られて泣いたこと、負けて悔しくて涙が出なかったこと、優勝してうれし泣きしたこと、そして念願の全国大会出場。中学時代の思い出のほとんどを共有しました。

中学校3年生の夏、進路を決定し始めるころ、私たちにソフトテニスの強豪校から推薦入学の誘いが来ました。その頃、私はもう正直音楽をやることしか考えていなかったので、公立高校の受験一択でした。彼女の方は「高校でもテニスがしたい」と言って、その高校に進学する道を選びました。

はじめて別々の道を歩こうとしていて、私が辞めるものをより厳しい環境で続けていこうとするその子が、凄くかっこよく見えました。

でも絶対迷いや不安もあるはず。そんな彼女に、こっそり応援歌を書こう、と思って書いたのがこの「強くなる人」です。

今はまだ不安で自信がないかもしれない。けど、これから歩いていく中で強くなっていくから大丈夫だよ、と背中を押す気持ちで書いた曲です。

◎シングル『強くなる人』
2013/02/20 RELEASE
VICL-36745　1,200円（tax in.）
収録曲：
01.強くなる人
02.I LOVE YOU!!
03.19才
04.強くなる人(Instrumental)
05.I LOVE YOU!! (Instrumental)