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2020/07/01

スプーン、過去8作品を3か月連続で再発する“Slay On Cue”シリーズを始動

 スプーンがデビューアルバム『Telephono』 (1996)と同年にリリースされたEP『Soft Effects』から7thアルバム『Transference』(2010)までの8作品を3か月連続で再発するリイシュー・シリーズ“Slay On Cue”を始動する。

 今回のリイシュー企画発表に合わせて、オリジナルの8mmフィルムから現像された『Kill The Moonlight』収録の「Small Stakes」のMVが復刻&リマスターされて公開された。

 リイシュー企画“Slay On Cue”第1弾は、1996年にリリースされたデビューアルバム『Telephono』とEP『Soft Effects』で、CDとLPは7月24日に発売される。両作品のヴァイナルは発表された1996年 以来廃盤となっていたが、今回初めてオリジナル・マスター音源を使ってのリイシューとなる。

 第2弾としては各メディアから絶賛され、スプーンがバンドとしてのキャリアを確固たるものとした重要作 品『A Series Of Sneaks』(1998)、『Girls Can Tell』 (2001)、『Kill The Moonlight』 (2002)の3作品が8月14日に再発される。

 第3弾は米辛口音楽メディアPitchforkから「思わず息を呑むほど素晴らしい楽曲」として絶賛されたシングル「I Turn My Camera On」などを収録した『Gimme Fiction』(2005)、米ビルボードのインディー・アルバム・チャートで堂々の1位を獲得した『Ga Ga Ga Ga Ga』(2007)、全米チャート初登場第4位となり、Rolling Stoneのその年のベスト・アルバムにも選出された名盤『Transference』(2010)の3作品。第3弾のリイシューは9月11日に発売される。

 また、スプーンを始め、ソニック・ユース、モグワイ、ベル・アンド・セバスチャン、ヨ・ラ・テンゴ、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジなど数々のアーティストを輩出してきたほか、近年ではジュリアン・ベイカーやスネイル・メイルなど注目の若手、日本のギターウルフ、コーネリアス、ピチカート・ファイヴなどの作品もリリースしているUSインディー・シーンを支え続けているレーベル<Matador>の日本初公式レーベル・ロゴグッズが販売される。

 今回のグッズは日本限定販売となっており、2色の刺繍ロゴ・キャップ、ロゴ・トートバッグが、BEATINKオフィシャルサイトにて予約受付開始している。受付の締切は7月31日となる。

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