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2019/10/18

ヤングブラッド、若者が抱える不満や葛藤について歌った最新EPをリリース

 UKが誇る22歳の新星ロックンロール・スター、ヤングブラッドが最新EP『the underrated youth』EPをリリースした。

 先週、全米1位のロック・バンド=イマジン・ドラゴンズのフロントマンのダン・レイノルズが参加したニュー・シングル「original me」をリリースしたばかりだが、この曲を収録した6曲入りEPが遂に発売。また、ヤングブラッドとダンが駐車場で暴れまくる姿が話題となっている「original me」のミュージック・ビデオも解禁されたばかりだ(https://youtu.be/tP-zl8ruUKE)。

 ヤングブラッドは、イギリスはヨークシャー出身のドミニク・ハドソンによるプロジェクト。ギター、ベース、ピアノとドラムを自由自在に演奏するマルチ・インストゥルメンタリストだ。2歳でギターを弾き始め、10歳の時に楽曲制作を開始。現代社会を斜めから見て、異議を申し立てるその反抗的な精神と赤裸々な歌詞が、現代を生きる多くの若者に共感と支持を得ており、“ネクスト・アークティック・モンキーズ”と米メディアで称される、次世代を担う若きロック・スターだ。

 「このEPは、この数年間で自分がたくさんの人々と出会って、その人たちから聞いた様々な話をベースに作ったんだ。僕のファンのみんなは、これまでに自分が経験したこととか、色々な話を教えてくれるんだよ。その中には、両親に自分の性についてのカミングアウトや、性転換を行った話もあったりして。ライヴの回数やファンの子たちからのDMの数を一つひとつ積み重ねるごとに、僕が作る曲の題材はより自分自身のことではなくなっていったんだ―自分以外のたくさんの人たちが、自分自身の信念を貫き通す為に団結し、戦っていることについて歌いたいと思うようになったんだよ」とヤングブラッドは言う。

 EPは、そうそうたるプロデューサーや作家陣とタッグを組んで出来上がった作品だ。マッシヴ・アタックやロビー・ウィリアムズを手掛けるMatt Schwartz、アークティック・モンキーズやThe 1975のプロデュースで有名なMike Crossey、マシン・ガン・ケリーやザ・ユーズドを担当したZakk Cervini、そしてBlink-182やグライムズを手掛けたChris Greattiという4名の敏腕音楽プロデューサー/作家陣とヤングブラッドで、EPのタイトル通り“過小評価されている青春”で自分を含め今を生きる若者が感じる不満、葛藤、生きずらい社会へのメッセージなどをギュッと6曲に濃縮した作品となっている。


◎リリース情報
EP『the underrated youth』
2019/10/18 RELEASE
<トラックリスト>
1. braindead!
2. parents
3. original me (feat. dan reynolds of imagine dragons) 
4. casual sabotage
5. hope for the underrated youth
6. waiting on the weekend