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2018/11/12

【かわさきジャズ2018】開幕!個性で彩られた名曲選“シネマ・ジャズ・パラダイス”

 神奈川県川崎市を舞台に11日間にわたって開催される音楽フェスティバル【かわさきジャズ2018】が11月8日に開幕、2日目を迎えた11月9日、同市麻生区・新百合トウェンティワンホールにてコンサート【Cinema Jazz Paradise~映画音楽ジャズ特集】がおこなわれた。

 この日の公演は、ピアニスト・作曲家の宮本貴奈が豪華ゲスト陣とともに、スクリーンを彩った珠玉の名曲を披露するといった内容。映画『スティング』のテーマとして70年代にヒットを記録した「ジ・エンターテイナー」で軽快に幕を開けた第一部は、宮本貴奈トリオ[宮本貴奈(p)、楠井五月(b)、大坂昌彦(d)]の演奏をバックに、ジャズ・ボーカリストの斉田佳子とボーカル&フリューゲル・ホルン奏者のTOKUをフィーチャーし、「私のお気に入り」や「ムーン・リバー」、2人のデュエットによる「美女と野獣」などが披露された。そして、休憩をはさんだ第二部にはスペシャル・ゲストの日野皓正が登場し、この日が初共演という斉田との「星に願いを」や、宮本が音楽を担当した映画『MARCHING-明日へ-』の楽曲でのTOKUとのトランペット対決など、エキサイティングな展開で満員御礼の観客を大いに魅了した。

 第二部のみの出演ながら、やはり圧倒的な存在感で主役の座をさらっていった日野、香り立つスモーキーな歌声でホールを“ジャズバー”へと変貌させた斉田、持ち前の低音ボイスでロマンティックなナンバーをしっとりと歌い上げ、さらにプレイヤーとしても多くの見せ場を演じたTOKU、役者揃いのコンサートはまさに“フェスティバル”ならでは。この日演奏された楽曲の大半が誰もが知るスタンダードだったからこそ、彼らの個性はより一層際立つものとなった。そして、決して自身は前に出過ぎず、個性的な役者陣を見事にまとめあげた宮本。デュエットあり、対決あり、そしてアンコール「虹の彼方に」での大団円まで、完璧なシナリオを描いてみせた彼女の音楽家としての手腕に心から拍手を贈りたい。

 【かわさきジャズ2018】は11月18日まで、ミューザ川崎シンフォニーホールやラゾーナ川崎プラザソルなどで国内外のアーティストによる公演がおこなわれる。

◎公演情報
かわさきジャズ2018
【Jazz Bar Cinema Jazz Paradise ~ 映画音楽ジャズ特集】
2018年11月9日(金)
新百合トウェンティワンホール

◎かわさきジャズ2018
2018年11月8日(木)~11月18日(日)

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