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2018/03/14

スピルバーグ最新作『レディ・プレイヤー1』、キャスト&スタッフが壮大な設定秘話を明かす

 スティーブン・スピルバーグ監督が贈る、映画の枠を超えたエンターテイメント大作『レディ・プレイヤー1』が2018年4月20日より全国公開となる。

 『レディ・プレイヤー1』は、世界中で人気のライド・アトラクションにもなった映画シリーズ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『ジュラシック・パーク』、『インディ・ジョーンズ』など数々の夢の世界を贈り出してきたスティーブン・スピルバーグ監督が新たに描き出す、現実とバーチャル・リアリティ(VR)世界をテーマにした新感覚アドベンチャーだ。

 本作の舞台である、今から 27 年後のすぐそこにある未来では、人々は触れたものの感触をダイレクトに感じることができ、現実の世界と変わらない生活ができる究極の新世代 VR<オアシス>を楽しんでいる。そこでは自分の望む姿になれ、どんな生き方をすることもできる、正に夢の世界が広がっている。本作で仲間と共に壮大なアドベンチャーに挑む主人公ウェイドを演じているタイ・シェリダンは「人々が僕に、『この映画は誰に向けられたものかい?』と聞いたら、『それは全人類向けだね』と答えるよ(笑)。あなたの子供や、あなたの両親、そして80年代に育ったあなた自身に向けたドラマだよ。VRやテクノロジーに興味がある人にも最高に魅力的なものになる。あらゆる世代を繋ぐことができる素晴らしいものなんだ。そしてかけがえのない仲間とのアドベンチャーとラブストーリーもある。この映画のスコープはとても大きいんだよ」と語る。

 ウェイドと共に冒険をする仲間の一人で、本作のヒロインでもあるサマンサを演じたオリビア・クックも「この映画はミレニアルズ(2000年以降に成人になった若い世代)の人々が惹かれるバーチャル・リアリティの要素がありながら、80年代に多感な頃を過ごした世代にも魅力的だと思うわ。とても多くのことがこの映画には詰まっているの。幅広い世代にわたっているというのはとても素晴らしいことだと思うわ」と語り、タイと同じようにこの映画が幅広い層に向けた作品であることを話す。

 スピルバーグ監督も「私がこの作品の原作を読んだ時、未来と過去を同時体験できるという素晴らしい経験をしたのです。私たちがもうすぐ経験できるごく近くの未来を題材にしながら、1980年代へのフラッシュバックもある。こんな素敵な体験ができたのです。その衝撃が私をつき動かしたのです」と、映画実写化の決めてのポイントを明かした。

 本作で、<オアシス>の開発者ジェームズ・ハリデーは全世界のユーザーに向けて、遺言を託す。その遺言とは、自らが生み出した VR世界に3つの謎を仕掛け、その謎を解いたものに莫大な遺産と、<オアシス>そのものを与えるというもの。果たしてウェイドは並み居るライバルたちを押しのけ、大切な仲間たちと共にハリデーの遺産をゲットすることができるのか? 今、全人類が参加する壮絶なアドベンチャーが幕を上げる。


◎『レディ・プレイヤー1』予告映像
https://youtu.be/lT1OMfdz_5Q

◎公開情報
『レディ・プレイヤー1』
2018年4月20日(金)より、全国公開
原作:アーネスト・クライン著『ゲームウォーズ』(SB文庫)
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:タイ・シェリダン、オリビア・クック、マーク・ライランス、サイモン・ペッグ、T・J・ミラー、ベン・メンデルソーン、森崎ウィンほか
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