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2017/06/26

音楽プロデューサーヒロイズムによる特別講座が7/1に開催

 中島美嘉「LIFE」、Ms.OOJA「Be…」、NEWS「チャンカパーナ」、乃木坂46「走れ!Bicycle」などを手掛け、現在はLAを拠点に作曲活動を行うヒロイズムの特別講座が、7月1日に開催される。

 当日は、LAでの創作活動の様子や、トップミュージシャンらと一緒にコーライティングで作られたデモ音源も公開。アメリカを拠点にして感じた今のJ-POPや、日本の音楽シーンについても語られる。なお、本特別講座は2008年4月に、日本初のコンテンツプロデューサー養成を目指して設立された東京コンテンツプロデューサーズ・ラボで開催中の山口ゼミの特別講座として開催。当日の聴き手は、山口哲一と伊藤涼が務める。

◎山口哲一 コメント全文((株)バグ・コーポレーション代表取締役/エンターテック・エバンジェリスト/音楽プロデューサー )
メディアやブログで何度も言ってきていますが、her0ismは音楽界の野茂英雄になります。彼がLAの音楽シーンで成功し、作曲家としてビルボードにチャートインすることで、後に続く日本人クリエイターが続出するでしょう。また、アメリカの音楽市場に乗り出したい、日本人アーティストにとっては、彼が世界への橋渡しの役割になります。そんな貴重な存在であるher0ismの現在進行形の話をみんなで聞きましょう。

◎伊藤涼 コメント全文((株)マゴノダイマデ・プロダクション代表/音楽プロデューサー)
her0ismと最初に出会ったのはジャニーズのグループNEWSのプロデューサー時代でした。まだ粗削りだったけどセンスが光る音源が手元に届いて「おっ、いいな。これ誰だろう?」と気になったところからでした。実際に会ってみるととてもクレバーだしユニークだし、ひたすらにナイスガイ。ジャニーズを辞めてからも彼とは音楽仲間として、よき友人として付き合うようになりました。どんどんクリエイターとして活躍するようになって行く姿をうれしく思っていたし、それだけに満足せずに、積極的に海外に目を向け、大きな夢を掲げ行動する彼を観ているこっちまで力をもらっています。her0ismの10年をみていて思うことは、自ら行動して刺激をうけることで成長していっていること。そしてその成長のスピードが半端なく早くて、今となってはどこまで行くのかわからないくらい。今回、そんなher0ismのアップデイトを聞き出したいと思っています。

◎イベント情報【山口ゼミ特別講座「ヒロイズムに訊く~LA最新音楽事情」】
2017年7月1日(土)18:00~20:00(17:45開場)
東京コンテンツプロデューサーズ・ラボ 東京都新宿区下落合1-1-8(東京アニメーションカレッジ専門学校2F)
参加費:2,000円
http://tcpl.jp/archives/2983

◎her0ism プロフィール
1982年生まれ 東京出身 慶應義塾大学卒 Songwriter/Producer with 100+ Platinum/Gold Awards and over 50 #1 records
幼少期をアメリカで過ごす。心の琴線に触れる抜群の音楽センスと一度聴いたら忘れられないメロディは世界中から高い評価を得ている。中島美嘉「LIFE」で作家デビュー。着うた200万ダウンロードを記録。その後、Honey L Days「まなざし」、Ms.OOJA「Be…」を手掛け、共に新人ながら異例の100万ダウンロードを記録。「Be…」は2012年、上半期レコチョクランキング4部門で1位を獲得。Rihanna, Selena Gomez, Kelly Clarkson等を手掛けるトッププロデューサー達と共作し海外の有名アーティストにも多数楽曲を提供。Helena Paparizouへの提供楽曲「Mesimeria (One life)」がギリシャで1位。チョー・ヨンピルへの提供楽曲「When I Am With You」が韓国で年間1位を獲得した他、ドイツのTVドラマ主題歌、ドイツのトップアーティストQueensberry、南アフリカのNo.1バンドHeuningへの楽曲提供など世界を舞台に活動中。2016年、ルーマニアのSandra N feat. Blazonに提供した「Ti esti norcul」がYouTube2000万再生を越え大ヒット。2017年にはアメリカでも放映中の人気オーディション番組The Voiceのファイナリスト4人組State Of Mindのシングル「How did we get here」を手掛け、FOXのTVドラマ「Tyrant」挿入歌に採用される。 ゲストスピーカーとして世界最大の国際音楽見本市MIDEMに招待される他、第5回香港アジアポップミュージックフェスティバル(HKAMF 2015)にて日本代表審査員を務める。2017年、アメリカの有名音楽番組「Pensado’s Place」出演。 松田聖子&クリス・ハート「夢がさめて」(作曲・編曲)が第55回日本レコード大賞企画賞受賞。2012年8月、クリエイターチーム ever.y(エバー.ワイ)を立ち上げる。ヒロイズムという名前には、曲が誰かにとってのヒーローになれたら…という想いが込められている。