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2017/02/23

ロバ-ト秋山、“憑依芸”は「寿命のある限り」 アイデアあふれ「追いつかない」「発散させて!」

 メ-クアップ×アトラクションの新感覚イベント「ESPRIQUE presents JET STAGE」先行取材会が23日、東京都内で行われ、ゲストとしてお笑いトリオのロバ-ト(山本博、秋山竜次、馬場裕之)が登壇した。
 フリ-マガジン「honto+(ホントプラス)」上でさまざまなクリエイタ-に扮(ふん)してインタビュ-を受ける連載企画「クリエイタ-ズ・ファイル」が話題となっている秋山。これまでも、ト-タル・ファッション・アドバイザ-である「YOKO FUCHIGAMI」や、ト-タル・ウエディング・プロデュ-サ-の「揚江美子」など架空の人物に成り切る“憑依(ひょうい)芸”が絶賛されてきたが、この日、報道陣から「どこまで行きそう?」と尋ねられた秋山は「無限に…ですよ。寿命のある限り、ひたすら行こうかなと思ってます」と宣言し、不敵な笑みを浮かべた。
 最近では、カリスマモデル・リシエルとして、“マタニティ-・フォト”も披露。これまで演じた職種の数は「26種類ぐらい」といい「アイデアにストックがあるの?」という質問に、秋山は「あり過ぎて追いつかないよ!」とキッパリ。現在、月1回のペ-スで企画は進行しているが「それじゃ追いつかない」とし、「媒体が足りない!(俺のストックを)発散させてくれ!という感じ」とあふれる創作意欲を口にした。
 見た目だけでなく、インタビュ-に答える内容、話し方まで徹底的に“その人物”に成り切ってしまう秋山だが「(そのための)勉強は何もしていないです。ただただ扮装(ふんそう)してみたいなというイメ-ジ。決めつけというか…」とあっけらかん。
女性モデルに囲まれてご機嫌
女性モデルに囲まれてご機嫌
 「この前は芸能レポ-タ-の方もやりましたから」と本職のレポ-タ-に笑い掛けながら、「(一応)クリエ-ティブという線引きでやっているので“クリエ-ティブ臭”がないと(企画としては)却下ですね。ちょっとインテリとかちょっとカッコいい感じのやつがいいんです」と自分の中でのこだわりも明かした。
 この日は、メ-クアップを体験できる新アトラクションをPR。ロバ-トの3人が化粧品イベントにゲストとして呼ばれるのは「これが初めて」だそうだが、秋山は「最近では、女装したりキャラクタ-に成り切ることが多いから、意外とお化粧にも詳しくなってきました」と告白。普段から「ド-ランを持ち歩いている」といい「このメ-クはノリがいいとか、このパンストははきやすいとかが分かるようになってきました!」と“女性の気持ち”に寄り添って、笑いを誘っていた。
(左から)山本博、秋山竜次、馬場裕之