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2013/08/09

ロビン・シック 自身初の全米No.1アルバムでチャートW制覇の快挙

 自己最高の初動枚数を獲得し、ロビン・シックの『ブラード・ラインズ』が大ヒット中の同名シングルに続き、アルバムチャートで自身初の首位を獲得した8月17日アルバムチャート。

 一週で18万枚をセールスし堂々のNo.1デビューを果たしたロビン・シックの『ブラード・ラインズ』。ミリオンセールスを記録した2ndアルバム『エヴォリューション・オブ・ロビン・シック』(2006年)では、R&Bチャートで首位を記録したものの、Billboard200では惜しくも5位止まりだったが、今作で初のNo.1を獲得し、9週目の首位をマークしている先行シングル「ブラード・ラインズ」と、シングル、アルバムチャートともに制覇した。シングルチャート、アルバムチャートで同時に首位を獲得したのは、昨年リアーナがシングル「ダイヤモンズ」とアルバム『アンアポロジェティック』で獲得して以来。先行でリリースされたUKでも、初登場No.1となり、全世界のトータルセールスでは、すでにミリオンに認定されている。トータルプロデュースは自身が担当していて、ゲストとしてクレジットされているファレルや、ティンバランド、ウィル・アイ・アムといった人気のヒットメイカーをはじめ、ゲストにはケンドリック・ラマーが参加している。シングルの大ヒットを受けてアルバムも今後数字を伸ばしていきそうだ。

 惜しくも2位デビューとなったが、11万枚と初動枚数は好調だったファイブ・フィンガー・デス・パンチの『ザ・ロング・サイド・オブ・ヘヴン&ザ・ライチャス・サイド・オブ・ヘル Vol.1』が続いて初登場。2011年にリリースされた3rdアルバム『アメリカン・キャピタリス』から約2年ぶりとなる新作で、前作の初登場3位からさらに1ランクアップし、自己最高順位を塗り替えた。さらに9月には同アルバムの続編である『ザ・ロング・サイド・オブ・ヘヴン&ザ・ライチャス・サイド・オブ・ヘル Vol.2』のリリースも予定されていて、連続TOP3入りはもちろん、次作ではNo.1デビューを果たすことも期待される。

 絶好調のジェイ・Zが3位にダウンし、ベテラン・ラッパーが続く4位にはテック・ナインがランクイン。1999年のデビューからコンスタントにアルバムをリリースし、今作で15枚目となるスタジオアルバムとなる『サムシング・エルス』では、2011年に最高位4位を記録した『オール6's アンド7's』と並ぶ高順位をマークした。

 続いて5位も初登場。2009年にリリースされた『ディス・イズ・アス』以来、約4年ぶりとなるバックストリート・ボーイズの新作『イン・ア・ワールド・ライク・ディス』が5万枚を売り上げてデビューした。彼らにとって9枚目のスタジオアルバムで、1997年にリリースされ、1400万枚をセールスした3作目『バックストリート・ボーイズ』の4位から7作連続でTOP10入りを果たしている。ジャパンチャートでは、アメリカやUKよりも高順位の4位をマークし、不動の人気を物語っている。10月には来日公演が予定。

 7位に初登場したのは、英国の音楽オーディション番組「Xファクター」のアメリカ版で昨年放送されたシーズン2の4位にランクインした、エンブレム3のデビューアルバム。番組では惜しい結果となったものの、直ぐにコロムビア・レコードとのメジャー契約を結んでTOP10入りを果たすという、シンデレラボーイ的な華々しいデビューを飾った。

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