2022/01/11
スヌープ・ドッグが「もう二度とホットドッグは食べない」と宣言してから6年、“Snoop Doggs”という名のフランクフルトのブランドの立ち上げを計画をしていることがわかった。
先月スヌープの弁護士は、米国特許商標局に“Snoop Doggs”という用語の連邦商標登録を申請し、ホットドッグやその他の種類のソーセージの販売に使用する予定だと述べている。12月に提出された申請書には、計画されている製品に関する詳細がほとんど記載されていない。これは、スヌープがまだブランドを立ち上げていないことを意味するが、彼は真剣にブランドを立ち上げる意思があり、前もって商標を登録しておきたいと考えているようだ。米ビルボードは彼の弁護士にコメントを求めたが、返答は得られなかった。
ホットドッグのブランドは、スヌープによる最新の消費者向けベンチャー事業となる。マリファナ愛好家で知られる彼は、2015年にLeafs By Snoopと呼ばれるキャナビス(大麻草)の会社を立ち上げ、2020年にはIndoggo Ginという酒類を取り扱うビジネスを開始した。また、自身の料理本を発売し、親友のマーサ・スチュワートと共に料理番組にたびたび出演している。
しかし、ホットドッグという選択は、彼の過去の発言を考えると、少し意外かもしれない。2016年に米TVトーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』に出演したスヌープは、ホットドッグの製造工程を段階的に見て、何を作っているのかを当てるクイズに参加した。このコーナーの最後に、彼は「これがホットドッグなのか?ああ、オレはホットドッグなんてもう食わねえぞ!あれがホットドッグの作り方なら、オレは食べたくないね」とコメントし、話題になっていた。
もちろん、“Snoop Doggs”のプロジェクトは、実現しない可能性もある。2011年、スヌープは、アイスクリームのブランド名として“Snoop Scoops”の商標を申請したが、数年後にプロジェクトを断念し、この名前の製品が実際に発売されることはなかった。
商標の大手事務所であるFross Zelnick Lehrman & Zissu PCのパートナーであるLawrence E. Apolzonがスヌープの商標の代理人となっている。この法律事務所は、同様の案件でベック、ドクター・ドレー、グリーン・デイ、フー・ファイターズ、マライア・キャリー、ニルヴァーナ、メアリー・J.ブライジなど多くの音楽界の大物の代理人を務めている。
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