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2021/05/22

【ロラパルーザ】今夏開催、【2021 #BBMAs】パフォーマンス続々決定、シルク・ソニック首位返り咲き:今週の洋楽まとめニュース

 今週の洋楽まとめニュースは、【ロラパルーザ】に関する話題から。現地時間2021年7月29日から8月1日にかけて、米シカゴのグラント・パークにて開催される音楽フェスティバル【ロラパルーザ】にマイリー・サイラス、フー・ファイターズ、ポスト・マローン、タイラー・ザ・クリエイターがヘッドライナーとして出演することが発表された。他にも、メーガン・ザ・スタリオン、ダベイビー、ロディ・リッチ、マシュメロ、イレニウム、ジャーニー、モデスト・マウスなどの出演が決定している。4日間にわたって行われるフェスでは、165組以上のアーティストが8つのステージでそれぞれパフォーマンスを披露する。4日間通し券やパッケージは発売中で、1日券は後日売り出される。現地時間2021年5月18日、【ロラパルーザ】の主催者は、今年のフェスがフル・キャパシティで開催されること発表していた。2020年3月に新型コロナウイルスのパンデミックにより世界中で人の動きが止まって以降、【ロラパルーザ】は北米で最初に開催される大型フェスの一つとなっている。フェス参加者は、新型コロナウイルスのワクチン接種済みの証明書を提示することが義務付けされている。接種を終えていない場合は、連日24時間以内に行われたPCR検査で陰性を証明する必要がある。

【ロラパルーザ】今夏開催決定、マイリー/フー・ファイターズ/ポスト・マローン/タイラー出演

 5月23日に米ロサンゼルスにあるマイクロソフト・シアターで開催される【2021ビルボード・ミュージック・アワード】(BBMAs)で、DJキャレドとH.E.R.とミーゴス、そしてトゥエンティ・ワン・パイロッツ、AJR、グラス・アニマルズがパフォーマンスを披露することが発表された。DJキャレドは、H.E.R.とミーゴスとともにコラボ曲「We Going Crazy」を初パフォーマンスする予定だ。そのほか、ドージャ・キャットとシザがコラボ曲「Kiss Me More」、バッド・バニー「Te Deseo Lo Mejor」とカロルG「Bichota」と「El Makinon」のメドレー、ジョナス・ブラザーズとマシュメロがコラボ曲「Leave Before You Love Me」を、アリシア・キーズがデビュー・アルバム『ソングズ・イン・A・マイナー』(2001年6月5日発売)の20周年を記念して、同アルバムのメドレーを披露する。今年の【BBMAs】は、あらゆる音楽ファンが楽しめる内容になっており、ニック・ジョナスが司会を務め、ほかにもBTS、ザ・ウィークエンドらのパフォーマンスも決定していた。そして、ピンクは、パフォーマンスに加えて、史上最年少での<アイコン賞>を受賞する。そして、ドレイクに<アーティスト・オブ・ザ・デケイド賞>、トレ・ザ・トゥルースには<チェンジ・メイカー賞>が授与されることになっている。

【2021 #BBMAs】DJキャレド&H.E.R.&ミーゴス/トゥエンティ・ワン・パイロッツ/AJR/グラス・アニマルズのパフォーマンスが決定
【2021 #BBMAs】ドージャ・キャット&シザがコラボ曲「Kiss Me More」のパフォーマンスをTV披露
【2021 #BBMAs】バッド・バニー/カロルGのパフォーマンスが決定
【2021 #BBMAs】ジョナス・ブラザーズ&マシュメロのパフォーマンスが決定
【2021 #BBMAs】アリシア・キーズ、デビュー・アルバム発売20周年を記念したパフォーマンスが決定

 さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、ブルーノ・マーズとアンダーソン・パークによるコラボ・プロジェクト=シルク・ソニックの「リーヴ・ザ・ドア・オープン」が返り咲き、2週目の首位を獲得した。3月20日付チャートで4位にデビューした「リーヴ・ザ・ドア・オープン」は、登場5週目の4月17日付チャートで1位に到達。翌週は3位にランクダウンしたが、TOP5をキープして今週5週ぶりに首位復帰を果たした。「リーヴ・ザ・ドア・オープン」は、ストリーミングが前週から8%ほど減少したが(1,780万回)、エアプレイは8%増加の8,700万回、セールスはiTunesストアの値下げ効果により、38%増加の14,200まで売り上げを伸ばしている。今週8位に初登場したのは、J.コールの新曲「Interlude」。初週2,660万回を記録して、ストリーミング・チャートでは自身初のNo.1デビューを果たした。Hot 100でのTOP10入りは通算6曲目で、そのうち5曲が初登場でTOP10入りしている。同曲は、5月14日にリリースされた新作『The Off-Season』の先行シングルで、次週はアルバムのリリース効果とストリーミングの上昇により、さらに上位ランクインが見込める。その他、アルバムに収録されたその他のタイトルもTOP10入りする可能性が高い。

【米ビルボード・ソング・チャート】シルク・ソニック首位返り咲き、J.コールが8位にデビュー

 そしてアルバム・チャートでは、マネーバッグ・ヨーの『A Gangsta's Pain』が首位に返り咲いた。5月8日付チャートでNo.1デビューした『A Gangsta's Pain』は、先週DJキャレドの『キャレド・キャレド』が1位に初登場したことで2位にダウンしたが、今週再びトップに浮上し、2週目の首位を獲得。2021年の集計では、テイラー・スウィフトの『エヴァーモア』(1月2日、1月16日)に続く2作目の返り咲きを果たした。とはいえ週間ユニットは61,000と低く、首位を獲得したアルバムとしてはその『エヴァーモア』が1月16日付チャートで獲得した56,000に次ぐ2021年のワースト記録となる。先週1位に初登場したDJキャレドの『キャレド・キャレド』は、前週から51%減少の46,000ユニットまで落ち込み、首位から3位に下降。一方、ポイントが安定しているモーガン・ウォレンの『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』は、先週と同等の52,000ユニットを記録して3位から2位に上昇した。ジャスティン・ビーバーの『ジャスティス』は、「ピーチズfeat.ダニエル・シーザー&ギヴィオン」のヒットもあり4位をキープしている(38,000ユニット)。

【米ビルボード・アルバム・チャート】マネーバッグ・ヨー首位返り咲き、モーガン・ウォレン/DJキャレドが続く

 さらに、デュア・リパが、2021年5月22日付の最新米ビルボード・アーティスト・チャート“Artist 100”で前週7位から1位へ上昇し、自身初の首位を獲得するとともに、アメリカ国内でNo.1アーティストになった。デュアのダベイビーをフィーチャー「レヴィテイティング」は、今週米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で最高位となる2位へランクアップした。MRCデータによると、集計期間中の「レヴィテイティング」のオンエア数は5,970万回、ストリーミング数は2,190万回、ダウンロード数は19,900で、いずれも同曲にとって過去最高記録となっている。また、彼女のシングル「We're Good」は前週39位から31位へ順位を上げ、最高位をマークしている。デュアの最新アルバム『フューチャー・ノスタルジア』も、最新の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で5位へ上昇しており、36,000ユニットを記録した。今作の最高位は今年3月に獲得した3位となっている。デュアは、英ロンドン生まれだが、英国出身のアーティストが“Artist 100”を制するのは2019年12月のハリー・スタイルズ以来で、英国出身の女性アーティストとしては2016年3月のアデル以来となる。

デュア・リパ、米ビルボード・アーティスト・チャートで自身初の首位を獲得

 

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