2019/05/24
2019年5月25日付の米ビルボード・アーティスト・チャート“Artist 100 ”でBTS (防弾少年団)が首位を記録し、同チャートでグループ/デュオとして5週No.1を獲得するという史上初の快挙を成し遂げた。
BTSは、SNSのポイントに後押しされ、“Artist 100 ”前週3位から今週1位へとランクアップし、グループ/デュオとしてトウェンティ・ワン・パイロッツとの首位最多記録タイから単独TOPへ躍り出た。
2014年に公開が開始した“Artist 100 ”は、音楽の消費行動の主軸である楽曲とアルバム・セールス、エアプレイ、ストリーミング、SNSでのファンのエンゲージメントなどの指標をもとにアーティストの動きを集計し、その人気度をランキングする多角的な週間チャートだ。BTSは、昨年6月に同チャートにてK-POPアーティスト初の首位をマークしている。
今週“Artist 100 ”2位はビリー・アイリッシュがキープしており、カリードは前週6位から3位、ポスト・マローンも7位から4位へとへランクアップし、アリアナ・グランデは5位に停滞している。
最新の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で、『スペース・ビトウィーン』がソロとして初となるTOP10入りを果たしたサミー・ヘイガーは10位に初登場。ニールセン・ミュージックによると、週間ユニットは40,000で、そのほとんどが実売によるもので、今年4月にスタートしたコンサートのチケットとの連動(償還)が、売上に大きく貢献した。
ヘイガーは、これまでにヴァン・ヘイレン(1986年から2004年)、チキンフットのメンバーとして計7作のアルバムを“Billboard 200”TOP10に送り込んでいる。
なお“Artist 100 ”首位最多記録は、テイラー・スウィフトの36週となっている。
◎“Artist 100 ”首位最多ランキング
36週 テイラー・スウィフト
31週 ドレイク
15週 ザ・ウィークエンド
13週 アリアナ・グランデ
11週 ジャスティン・ビーバー
11週 エド・シーラン
10週 アデル
7週 ブルーノ・マーズ
5週 BTS (防弾少年団)
5週 ケンドリック・ラマー
5週 ポスト・マローン
◎“Artist 100 ”TOP10(2019年5月25日付)
1位 BTS (防弾少年団)
2位 ビリー・アイリッシュ
3位 カリード
4位 ポスト・マローン
5位 アリアナ・グランデ
6位 ピンク
7位 エド・シーラン
8位 リル・ナズ・X
9位 ルーク・クームス
10位 サミー・ヘイガー
.@BTS_twt becomes the first group to spend 5 weeks at No. 1 on the #Artist100 chart https://t.co/IzuHrp0UfA pic.twitter.com/N6vLw59DlN
— billboard (@billboard) May 23, 2019
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