2026/10/20 12:00
ロングヒットを続ける映画『ちいかわ 人魚の島のひみつ』。7月24日に国内で封切られた本作は、興行収入181億円を突破(10月18日時点)。2026年に公開された映画の中で興収トップに立つなど、記録的な大ヒットとなっている。
その勢いは海外にも広がっている。台湾では7月31日に日本語版、8月7日に中国語吹き替え版が公開されたのを皮切りに、アジア各地で順次上映がスタート。9月30日に公開された韓国では週末興行ランキングで2週連続の首位に立ち、大きな話題を呼んでいる。
では、サウンドトラックの中で特に聴かれている曲は、地域によって違うのだろうか。本記事では日本、台湾、マレーシア、インドネシア、韓国の5地域を対象に、それぞれの公開から2週間について、オーディオとビデオを合算したストリーミング数のトップ5を調べた(台湾は中国語吹き替え版の公開日を起点に集計)。結果は以下の通り。
◎日本(集計期間:7/24~8/6)
1位 島のうた (セイレーンver.)
2位 机さする
3位 くつずれ
4位 うさぎラップ (リズム感のある者たちver.)
5位 うさぎラップ (ソロver.)
◎台湾(集計期間:8/7~8/20)
1位 机さする
2位 うさぎラップ (ソロver.)
3位 島のうた (セイレーンver.)
4位 くつずれ
5位 うさぎラップ (リズム感のある者たちver.)
◎マレーシア(集計期間:8/20~9/2)
1位 島のうた (セイレーンver.)
2位 うさぎラップ (ソロver.)
3位 机さする
4位 うさぎラップ (リズム感のある者たちver.)
5位 くつずれ
◎インドネシア(集計期間:8/28~9/10)
1位 島のうた (セイレーンver.)
2位 机さする
3位 くつずれ
4位 うさぎラップ (ソロver.)
5位 うさぎラップ (リズム感のある者たちver.)
◎韓国(集計期間:9/30~10/13)
1位 うさぎラップ (リズム感のある者たちver.)
2位 机さする
3位 うさぎラップ (ソロver.)
4位 島のうた (セイレーンver.)
5位 くつずれ
ランクインした顔ぶれは、すべての地域で同じだった。オープニング・テーマ「くつずれ」、エンディング・テーマ「机さする」、劇中歌「島のうた (セイレーンver.)」「うさぎラップ (ソロver.)」「うさぎラップ (リズム感のある者たちver.)」の5曲が、どの地域でもトップ5を占めている。一方で、順位が完全に一致した地域はひとつもなく、曲ごとの支持のされ方には地域差が表れた。
「島のうた (セイレーンver.)」が首位に立ったのは、日本、マレーシア、インドネシアの3地域。今回の比較対象には含めていないが、シンガポール、ベトナム、フィリピンでも同曲が最も再生されており、東南アジアで強い支持を集めていることがわかる。
対照的なのが台湾と韓国だ。台湾では、ちいかわ役の青木遥が歌う「机さする」が、韓国では「うさぎラップ (リズム感のある者たちver.)」がトップとなり、日本や東南アジアとは異なる傾向を見せた。幅広いタイプの楽曲と個性豊かなキャラクターたちが、地域ごとに異なる形で支持を集めているといえそうだ。
※本記事は、ルミネイトの国内外の音楽データを分析できるツール「CONNECT」のデータを使用しています。「CONNECT」の詳細は下記ページをご確認ください。
https://www.billboard-japan.com/luminate/
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