2026/10/19 09:00
ブロンディが、2027年2月26日に通算12作目のスタジオ・アルバム『ハイ・ヌーン』をリリースすることを発表した。バンドにとって9年ぶりとなる新曲集で、オープニングを飾る1stシングル「Spectral Eyes」も現在配信中だ。
ニュー・アルバムにおいて、ブロンディは再び多彩なサウンド、アイデア、そしてコラボレーターに向けて扉を開いている。ロックンロールやパンクがダンス・ミュージックやラテンのリズムと並び立ち、ジョニー・マー、グレン・マトロック、ベイルートのザック・コンドン、ルシウスのジェス・ウォルフとホリー・レシッグらの貢献がアルバム全体に織り込まれている。
また、今作は、ブロンディの共同創設メンバーであるドラマー、クレム・バークの最後のレコーディング作品でもある。レコーディング開始当初、バンドは本作が後に担うこととなる意味を知る由もなかった。2025年のバークの逝去を受け、本作はバンドにとってさらなる意味を帯びることとなり、ロック史上最も長く続くクリエイティブ・パートナーシップのひとつを記録する作品となっている。
「このアルバムはまさに王道のブロンディ。私たちのさまざまな影響や時代をすべて融合させて、新しいものへと昇華させた作品」とデビー・ハリーは語り、「この音楽は“今”に根差していて、現在の私たちのあり方や生き方によって形作られていると感じるの」と述べている。
「長くて奇妙な旅だったけど、どういうわけか、こうしてまたブロンディのアルバムを出すことになった」とクリス・ステインは話し、「この期に及んで一体何を言えばいいのかさっぱりわからないけど、長年にわたるみんなの応援に心から感謝している、ということだけは言わせてほしい」とコメントしている。
アルバムの幕開けを飾るのは、疾走感あふれる「Spectral Eyes」で、同曲はジョニー・マーが手がけ、ギターで参加している。透き通るようなリフに安定したビート、そして明るく催眠的なコーラスを組み合わせた本曲は、アルバム全体のトーンを決定づけている。
アルバムのセッションは2022年に始まり、バンドは米ニューヨークにて、高い評価を得た2017年のアルバム『Pollinator』でも共に作業したプロデューサー、ジョン・コングルトンとともにレコーディングを行った。楽曲の多くは同じ部屋で一緒に録音されており、長年にわたりバンドを特徴づけてきたコラボレーションを重視したアプローチを反映している。その後、デヴィッド・レンチが追加プロデュースおよびミックスで参加した。
アルバムのビジュアルは、1999年の『No Exit』以来25年以上にわたりブロンディとコラボを続けてきたアーティスト/ディレクターのロブ・ロスが、クリエイティブ・スタジオ兼プロダクションの雄であるUntold Studiosと共同で構想した。ロスは、映画的なイメージ、アナログな質感、現代的な参照を融合させ、ブロンディの歴史を引きつつもそれに縛られることのないビジュアル言語を生み出している。その世界観は、ロスの独創的な芸術的ビジョンとUntoldの映像制作技術によって、アートワーク、ビジュアライザー、そして『ハイ・ヌーン』の楽曲をフィーチャーしたロス監督による近日公開予定のショート・フィルムなど、アルバムのあらゆるビジュアルを通じて今後も展開されていく。
「予想外でありながら、それでいて紛れもなくブロンディらしいものを作りたかった」「『ハイ・ヌーン』は、過去・現在・未来の狭間にある独自の世界に存在している。さまざまな時代やバンドの歴史への参照がすべて混ざり合い、懐かしくもあり、新しくもあるものを生み出しているんだ」とロスは語っている。
◎リリース情報
アルバム『ハイ・ヌーン』
2027/2/26 RELEASE
https://silentrade.ffm.to/blondie-spectral-eyes
Photo: Maddy Rotman
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