2021/10/09 11:00
今週の洋楽まとめニュースは、ザ・ウィークエンドに関する話題から。現地時間2021年10月4日、ザ・ウィークエンドが、待望の5thスタジオ・アルバムが完成したことを明かした。この日放送されたApple Music 1の自身のラジオ番組『Memento Mori』で、彼は毎週放送されるはずの番組を一時的に休止したことを謝罪すると共に、近況をファンに報告した。彼は、「たくさんのことが起きていて、たくさんのことが動いています。新しい家に住み始め、ビデオを撮影したりしています。異なる世界のプリ・プロダクションに取り掛かったり、またプリ・プロダクション中の別の世界の音楽に取り組んだりしています。時間をかけて行うことで、完全に自分を見失うことはありませんでした。そして、やっと戻ってくることができました」と説明し、2016年の全米No.1曲「スターボーイ」の歌詞にあるように、秋になると生き生きすると続けた。「みんなが素晴らしい夏を過ごしたことを願っています。アルバムがリリースされる前となる秋には、いくつかのエキサイティングなコラボがリリースされます……“ドーン(夜明け)”についてのアップデート、アルバムは完成しています。唯一欠けているのは、物語の鍵を握る数名のキャラクターです。中には、私にとって身近で大切な人たちや、子供の頃の私の人生に影響を与え、そして今の私に影響を与える人たちがいます。この数か月で詳細をお伝えできるでしょう」と続けた。
オリヴィア・ロドリゴが、BLACKPINKのメンバーであるロゼとの友情について米ティーン・ヴォーグの最新インタビューで語った。オリヴィアとロゼ、そしてオリヴィアの楽曲「deja vu」のミュージック・ビデオに出演していた女優のタリア・ライダーの【2021 メット・ガラ】で撮影されたセルフィーは、先月公開されると同時にファンの間で大きな話題となった。今回の最新インタビューで、この日の思い出を振り返ったオリヴィアだが、最終稿からはカットされたため、記事のライターであるP.クレア・ドッドソンが、自身のTwitterで該当部分をシェアした。ドッドソンのツイートによると、オリヴィアはロゼと【メット・ガラ】で過ごしたことについて「彼女は最高です」と述べ、「前にもハングアウトしたことがあるのですが、この世で最もスウィートな天使なんです。彼女の隣の席で本当に良かった。すごく緊張していたのですが、席に着いたら“あ、友達がいる”となりました。本当に最高で、彼女に関しては称賛の言葉がつきません。とても才能がありますし、それでいて世界で最もいい人なんです」と続けた。今年7月、オリヴィアとロゼは、オリヴィアが頻繁にコラボレーションしているスタイリストのデヴォン・カールソンと映像作家のペトラ・コリンズとともにディナーを楽しむ姿が目撃されていた。二人とも同じレーベルに所属していることから、当時ファンの間ではコラボするのではないかという憶測が広がった。
オリヴィア・ロドリゴ、BLACKPINKロゼについて「この世で最もスウィートな天使」と語る
10月4日、ビリー・アイリッシュが、来年6月に開催される【グラストンベリー・フェスティバル】の金曜日のトリを務めることが発表され、フェス史上最年少のヘッドライナーとなった。同フェスティバル主催者は、公式インスタグラムに「私たちは、@billieeilishが2022年の【グラストンベリー】の金曜日夜のピラミッド・ステージにヘッドライナーとして出演することを発表できて非常に興奮しています。ソロ・ヘッドライナーとしては、フェスティバル史上最年少です。これが、英国でのフェスティバルにおいて、彼女の初のトリとしてのパフォーマンスになります」と綴った。来年、アイコン的なピラミッド・ステージに登場する際、ビリーは20歳になっている。新型コロナウイルスの世界的なパンデミックのため、英国を代表する同フェスティバルは、50周年記念となるはずだった2020年と2021年の開催を見送った。史上最年少のヘッドライナーに加えて、ビリーは2016年にアデルがヘッドライナーを務めて以来の女性ヘッドライナーとなる。パンデミックで中止となった2020年のヘッドライナーは、テイラー・スウィフトが務める予定だった。
ビリー・アイリッシュ、2022年の【グラストンベリー】のヘッドライナーに決定 ソロ・アーティストとして史上最年少
さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、コールドプレイとBTSのコラボレーション・シングル「My Universe」が1位に初登場した。コールドプレイは、2008年6月28日付チャートでグループ初のNo.1に輝いた「Viva La Vida(美しき生命)」以来13年3か月ぶり、2曲目の首位獲得で、通算5曲目のTOP10入りを果たした。一方、BTSは今年の7月24日付チャートでNo.1デビューした「Permission to Dance」に続く6曲目の首位獲得で、2021年では前シングル「Butter」を含む3曲目の快挙となる。これを受けて、ールドプレイとBTSは、Twitter上でこの功績を祝福するとともに感謝のメッセージを送った。まずコールドプレイが、今回のチャート功績を示す画像に「おめでとう、RM、Jin、SUGA、j-hope、Jimin、VとJung Kook @BTS_twt。コールドプレイヤーズとARMY、そしてこれを実現させた全ての人々に感謝しています。愛を込めて、c, g, w, j & p」とメッセージを添えた。BTSは、このツイートを引用すると、コールドプレイに対して「皆さんと一緒にこれらのことを実現できるのはいつでも光栄です!たくさんの愛を、そしておめでとう!」と綴り、「ARMYとコールドプレイヤーズ、ありがとうございます。愛を込めて、r, j , s, h, j, j, v」とお互いのファンに感謝した。
【米ビルボード・ソング・チャート】コールドプレイ&BTSのコラボ曲「My Universe」首位デビュー
コールドプレイ&BTS、「My Universe」の全米初登場1位を受けて感謝のメッセージ投稿
そしてアルバム・チャートでは、米ルイジアナ州出身の若手ラッパー、ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインの新作『Sincerely, Kentrell』が1位に初登場した。『Sincerely, Kentrell』は、同チャート1位を記録した前作『Top』から1年ぶり、自身3作目のスタジオ・アルバムで、ミックステープ2作を含む4枚目の首位獲得、7作目のTOP10入りを果たした。Billboard 200には、これまで通算18作がランクインしている。また、2019年に『AI YoungBoy 2』で、2020年は『Top』と『38 Baby 2』で1位を獲得しており、今回で2019年、2020年、2021年の過去3年連続で1位を獲得したことになる。これは、『ラヴァー』(2019年)、『フォークロア』(2020年)、『エヴァーモア』(2020年)、『フィアレス(テイラーズ・ヴァージョン)』(2021年)の4作を送り込んだテイラー・スウィフトに続く2組目で、ヒップホップ・アーティストとしては初の快挙となる。ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインは、現在麻薬所持及び銃刀法違反等の罪で起訴されていて、4月に同ルイジアナ州で裁判が行われる予定。日本では到底考えられないことだが、アメリカでは起訴中にアルバムをリリースすることも多く、過去には故2パックやリル・ウェインが同様のケースで1位を獲得している。
【米ビルボード・アルバム・チャート】ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲイン初登場1位、2019年/2020年/2021年に首位獲得した初のヒップホップ・アーティストに
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