2026/02/05 09:30
ブルース・スプリングスティーンが、“ミネアポリスの街で行われている国家による暴力的な弾圧への抗議”として、書き下ろした「Streets Of Minneapolis」の公式対訳が公開された。
これまでに1stアルバムから最新作までブルース・スプリングスティーンのすべてのオリジナルアルバムの楽曲の対訳を行ってきた、翻訳家でフォーク・シンガーの三浦久によるものだ。
現地時間1月24日に書き下ろし、1月27日にレコーディング、1月28日に配信リリース、1月29日にはミュージック・ビデオが公開となった「Streets Of Minneapolis」。スプリングスティーンは、楽曲リリース時に「私はこの曲を土曜日に書き、昨日レコーディングし、ミネアポリスの街で行われている国家による暴力的な弾圧への抗議として、今日あなたたちに届けました。この曲を、ミネアポリスの人々、罪なき移民の隣人たち、そしてアレックス・プレッティとレネー・グッドの追悼に捧げます。自由であれ」とコメントしていた。
◎「Streets of Minneapolis」(対訳:三浦久)
冬の氷と寒さの中
ニコレット・アベニューに沿って
炎に包まれた町は
占領者のブーツに踏みにじられ
火と氷と闘った
国土安全保障省(DHS)から派遣された
トランプ王の傭兵たちは
コートに銃を下げ
法を執行するために
ミネアポリスへやってきた
少なくとも彼らの言い分ではそうだ
催涙弾の煙とゴム弾にもひるまず
夜明けの薄明かりのもと
市民たちは正義のために立ち上がった
彼らの声は夜の闇を引き裂いた
だが慈悲があるべき場所には
血に染まった足跡が残り
雪に覆われた通りに
二人の死が置き去りにされた
アレックス・プレッティとレネー・グッド
ああ、俺たちのミネアポリスよ
おまえの声聞こえてこえてくる
血の霧を通して歌う声が
俺たちは立ち上がる
この土地のために
そして俺たちの中の「よそ者」のために
ここ、おれたちの家の中で
彼らは殺し、歩き回った
2026年の冬
ミネアポリスの通りで殺された人たちの名前を
俺たちは忘れない
トランプ連邦のごろつきどもは
彼の顔と胸をひどく殴りつけた
しばらくして銃声が聞こえてきた
アレックス・プレッティは
雪の上に倒れ、息絶えた
奴らは正当防衛だと言い張る
だが、どうか
自分が目撃したものを信じるなということか
犠牲になっているのは俺たちの血であり骨だ
警笛とケイタイのカメラだけを武器に
移民取り締まり強硬派のミラーとノームの
卑劣な嘘と闘っているんだ
ああ、俺たちのミネアポリスよ
おまえの声が聞こえてくる
血の霧の中で泣いている声が
ミネアポリスの通りで殺された人たちの名前を
俺たちは忘れない
彼らは「法を守るために来た」と言うが
実際には俺たちの権利を踏みにじっている
友よ、おまえの肌の色が黒か褐色なら
その場で尋問され
追放されることもある
「ICE(移民税関捜査局)は出て行け」と
唱和する声の中で
この町の心と魂は生き続ける
割れたガラスと血の涙を越えて
ミネアポリスの通りで
ああ、俺たちのミネアポリスよ
おまえの声が聞こえてくる
血の霧を通して歌う声が
ここ、俺たちの家の中で
彼らは殺し、歩き回った
2026年の冬
この土地のために
そしての俺たちの中の「よそ者」のために
俺たちは立ち上がる
ミネアポリスの通りで殺された人たちの名前を
俺たちは忘れない
ミネアポリスの通りで命を落とした人たちの名前を
俺たちは忘れない
◎リリース情報
シングル「Streets of Minneapolis」
配信中
https://brucespringsteen.lnk.to/streetsofminneapolis
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