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2021/02/14

まるで『レオン』!? トム・ハンクス主演Netflix映画『この茫漠たる荒野で』好評配信中

 ポール・グリーングラス監督・脚本、トム・ハンクス主演で贈る映画『この茫漠たる荒野で』がNetflixで独占配信中だ。

 南北戦争の終結から5年後、退役軍人のジェファソン・カイル・キッド大尉(トム・ハンクス)は町を転々としながら、大規模な抗争や壊滅的な大惨事、大統領や女王の近況から大興奮の冒険譚まで、世界各地の様々なニュースを読み伝える仕事をしていた。ある日キッドは、旅の途中で10才の少女ジョハンナ(ヘレナ・ゼンゲル)と出会う。6年前にネイティブアメリカンに連れ去られ、その一員として育てられたジョハンナは、英語もわからず、見知らぬ外の世界に困惑。見かねたキッドは実の叔父叔母の元へ彼女を送り届ける役目を引き受ける。我が家と呼べる場所を求めて何百キロもの荒野を旅する2人だが、人間と自然の両方から突き付けられる数々の厳しい試練に直面する――。

 『フィラデルフィア』と『フォレスト・ガンプ/一期一会』で<アカデミー賞主演男優賞>に2度輝く名優トム・ハンクスと、ほぼ無名ながらも重要な役に大抜擢されたドイツの新星ヘレナ・ゼンゲルは、キッドとジョハンナの関係性を通じて、『レオン』(1995)でレオンとマチルダが紡いだような、孤独に生きる2人が絆を深めていくドラマが本作でも表現されていると話す。

 言わずと知れた不朽の名作『レオン』は、冷徹な殺し屋レオン(ジャン・レノ)が、家族を失い行き場をなくした少女マチルダ(ナタリー・ポートマン)と出会ったことをきっかけに、互いに信頼を寄せ合っていく物語。長きにわたり孤独を抱えて生きてきたレオンだが、マチルダという守るべき存在に出会ったことで、人間らしい感情を取り戻し、境遇が全く異なる2人が心を溶かし合っていく様子が感動的に描かれている。

 本作も、過去の戦争経験により、心に傷を抱えて生きてきたキッドが、ジョハンナという存在に出会ったことで変化し、徐々に自らの過去とも正面から向き合おうとする姿が描かれている。トムは2人のキャラクターの関係性について、「キッドは、ジョハンナに対する責任を背負ったからこそ、より良い人間になることができた。人生に愛を見つけると、これまでとはまったく違う人間になれる」と語る。ヘレナも「出会った当初は言葉すら通じないちぐはぐな2人だけれど、旅の終わりには互いに離れがたい存在になっていくんです」と解説。暗い過去を抱える2人が互いに心の安らぎを見出していく姿は、まるで『レオン』でレオンとマチルダが築いた血のつながりを超えた絆と重なる。

 ヘレナはアメリカ映画初出演にして本作で<ゴールデン・グローブ賞助演女優賞>にノミネート。今後の活躍に期待が寄せられているが、その姿はまるで『レオン』で映画デビューを果たし、スターの道を駆け上がったナタリー・ポートマンを彷彿とさせる。「撮影を物語の時系列に沿って進めることで、2人の間に育まれた絆が演技にもリアルに反映されているんだ」というグリーングラス監督の言葉通り、複雑な心情の変化をリアルに演じ切ったトムとヘレナによる絆の物語は必見だ。


◎作品情報
Netflix映画『この茫漠たる荒野で』
Netflixで独占配信中
監督:ポール・グリーングラス
キャスト:トム・ハンクス、ヘレナ・ゼンゲル、エリザベス・マーヴェル、レイ・マッキノン、メア・ウィニンガム

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