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2020/08/12

【フェスタサマーミューザKAWASAKI2020】19日間17公演を無事に完奏

 ミューザ川崎シンフォニーホールが2005年より毎年開催しているクラシック音楽祭【フェスタサマーミューザKAWASAKI】が、 8月10日の東京交響楽団フィナーレコンサートをもって閉幕した。

 新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、 2月末以来約5か月という長期にわたる公演中止を経ての再開となった本音楽祭。7月23日からの19日間に全17公演が開催され、チケットは17公演中5公演が完売し、来場者は7,826人となった。また、本公演は感染症対策を行いながら持続可能なコンサートスタイルへのチャレンジで、ホールの定員は1/3以下の600人に減らし、かつ有料での映像配信を実施するというハイブリッド方式で開催。 3月に発表された当初のプログラムからは舞台上の人数を減らすため大幅な変更を余儀なくされ、来日不可能となった外国人指揮者(7月23日 東京交響楽団 指揮ジョナサン・ノット)が収録映像で出演し、 オーケストラ2団体(7月25日 NHK 交響楽団、8月1日 群馬交響楽団)が活動自粛後初の有観客公演への出演となった。

 なお、本公演のアーカイブ映像配信が実施されている。オンライン鑑賞券は8月31日の23:59まで購入&視聴可能だ。また、8月10日時点でオンライン鑑賞券は10,969枚を売り上げ、総再生回数は23,805回を突破している。


◎イベント情報
【フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2020】
2020年7月23日(木・祝)~8月10日(月・祝)
東京・ミューザ川崎シンフォニーホール