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2020/04/08

アダム・シュレシンジャーの死を受けて、ファウンテンズ・オブ・ウェインの楽曲が米ビルボード・チャートに復活

 ファウンテンズ・オブ・ウェインの共同創始者でベーシストのアダム・シュレシンジャーが、新型コロナウイルスの合併症のため、52歳で4月1日に他界した。

 その後、ファウンテンズ・オブ・ウェインの楽曲の全米におけるストリーミング回数が著しく跳躍。ニールセン・ミュージック/MRCデータによると4月1日から4日までの期間、アメリカ国内で350万回ストリーミングされた。3月28日から31日までの期間と比較するとその数は4倍にもなる。

 故シュレシンジャーが、バンドのフロントマンであるクリス・コリングウッドと共同制作した「ステイシーズ・マム」が一番ストリーミング回数が多く、全体の再生回数の約半分となる170万回だった。12万8000回ストリーミングされた「ラディエーション・ヴァイヴ」は2番目に多かった。

 「ステイシーズ・マム」は、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”にチャートインしたファウンテンズ・オブ・ウェインの唯一の楽曲で、2003年11月15日付チャートで21位を記録した。初めてバンドがチャートインしたのは1997年1月で、その際「ラディエーション・ヴァイヴ」がオルタナティブ・ソング・エアプレイ・チャート“Alternative Songs”で14位を獲得した。

 デジタル・ダウンロードにおいて、ファウンテンズ・オブ・ウェインは4月1日から4日の期間で4,000ダウンロードを稼ぎ、これは3月28日から31日と比較すると15.6倍になる。その結果、4月11日付のチャート(4月2日までの1週間の集計結果をもとに算出)で「ステ イシーズ・マム」はホット・ロック・ソング・チャート“Hot Rock Songs”で12位、ロック・デジタル・ソング・セールス・チャート“Rock Digital Song Sales”で11位になった。

 加えて、映画『すべてをあなたに』でワンダーズが披露する、故シュレシンジャーが手掛けた同タイトルの主題歌は、4月1日から4日までの期間にストリーミングが50万8000回となり、3月28日から31日の5万1000回より902%増となった。

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