2020/02/21
2月21日は音楽史に残る偉大なジャズ・トランペッター、クラーク・テリーの命日。
クラーク・テリーは1920年12月14日、アメリカ・ミズーリ州セントルイス生まれ。10代の頃から音楽活動をスタートさせたテリーは、60年代にはカウント・ベイシー、デューク・エリントン、クインシー・ジョーンズのバンドを渡り歩き、トップ・トランペッターとして活躍。当時のテリーの演奏は、地元セントルイスの後輩であるマイルス・デイヴィスの演奏スタイルにも大きな影響を与えたと言われている。
70年以降はフリューゲルホルン奏者としてバンドを率いたほか、精力的に後進の育成も行い、2010年の【グラミー賞】では<生涯功労賞>を受賞。残されたレコーディング音源は900にものぼるとも言われている。60年以上にわたりジャズの継承と発展に貢献し続けたが、晩年は自宅療養生活に。しかし、その間も病床から愛弟子である盲目の若手ピアニスト、ジャスティン・コフリンに演奏指導を行い、その模様はドキュメンタリー作品『Keep on Keepin' On』に収められている。最期まで後進の育成に尽力したテリーは、2015年2月21日、94歳という大往生の末にこの世を去っている。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
<ライブレポート>King Gnu、現代ロックバンドの“王”たる所以を体現した5大ドームツアー【THE GREATEST UNKNOWN】東京公演
2
<完全版ライブレポート>Superflyが感謝と癒しを届けた【Heat Wave】ツアーファイナル
3
【ビルボード】Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」2週連続9か国首位キープ 藤井 風「満ちていく」タイ&シンガポールで初登場
4
【先ヨミ】Knight A - 騎士A -『EDEN』10万枚で現在シングル1位
5
<ライブレポート>ジャネット・ジャクソン、圧巻の歌とダンスで余すことなくキャリアを綴った5年振り来日公演【TOGETHER AGAIN】
インタビュー・タイムマシン
注目の画像