KARAが晴天の沖縄でサプライズ連発ナオトもお祭り騒ぎ

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2012/10/11

　KARAやナオト・インティライミなど豪華ミュージシャンが一堂に介する今年最後の夏フェス【Universal Music presents SIGMA FES 2012 in OKINAWA】が、10月8日に沖縄で行われた。

　昨年、渋谷公会堂で開催された第1回に引き続き、沖縄西原マリンパーク内の特設ステージで開催されることになった今回の【SIGMA FES 2012 in OKINAWA】。白い砂浜のビーチも隣接する南国の野外会場は、当日、見事晴天に恵まれた。10月ながら気温はまだ暖かみを残しており、最高のロケーションが用意されたのだ。

　イベントは沖縄出身の新星ボーカルデュオ GOLD RUSHの元気ハツラツな前説から、トップバッターキマグレンのアクトでスタートした。逗子育ちの彼らにとって今回のロケーションはホームに近いとも言えるが、直後の10月14日に初の武道館ワンマンを控えている彼らは気合い十分。代表曲「LIFE」では鉄板の大盛況を生み出し、これから出演する後輩たちに最高の形でバトンを渡した。

　続いての登場はKARAの弟分として飛躍が期待されている7人組ボーイズグループ A-JAXだ。今年の夏に日韓同時デビューを果たしたばかりの新星ゆえ、他のライブアクトよりは短い出演時間に留まった。それでも初披露となった10月31日リリースの2ndシングル『ホットゲーム』では、重量感のあるダンスビートで魅了。次のback numberに繋げた。

　先日Zepp DiverCity TOKYOをソールドアウトさせた実力を持つ彼らは、サポートを含む6人体制でステージに現れると、清水依与吏（vo,g）が第一声「初めまして」を噛むというミラクルで笑いを誘う。とはいえ長澤まさみ主演のフジテレビ系土ドラ『高校入試』主題歌「青い春」を含む全6曲では、切ないメロディが胸を打つロックサウンドを鳴らして感動を届けた。

　DJ KAORIは御自慢のダンスセレクトで観衆を躍らせた後に、“Special J-Mix Live”と題したスペシャルプログラムを展開。先日デビューしたばかりのGOLD RUSHから、KG、Juliet、WISE、Metisと次々に登場する豪華なステージで大歓声を集める。

　鮮やかな夕陽が会場を照らす中、颯爽と現れて「ハイサーイ！めんそーれ！」とご挨拶。沖縄本島でのライブは初ながら、会場を一瞬でホームに変えてしまったのがナオト・インティライミだ。ハンドクラップやコール＆レスポンスなど、全員で一緒に楽しむアクトで笑顔の花を咲かせた彼は、最新シングル『ナイテタッテ』からのお祭りビート3連発で夏を取り戻すかのような熱狂を生み出した。

　トリを務めたKARAの登場に、会場はこの日一番の大歓声に包まれた。タイトでセクシーな白い衣装を身に、挑発的なダンスやハラの投げキッスなどなど。サービス精神に溢れるアクトで観衆を魅了していった彼女たちは、「大切なニュースがありますよ！」。3rdアルバムのリリースに加えて、K-POPガールズグループでは初めての快挙となる東京ドーム単独公演を来年1月6日に開催するとサプライズで発表して度肝を抜いた。

　さらに、アンコールではニコルの誕生日を祝う一幕もあり、最後は『エレクトリックボーイ』を初披露。同曲を10月17日にシングルリリースする彼女たちは、1か月後の11月14日には大ヒットソング満載の3rdアルバム『ガールズフォーエバー』をリリースし、偉大な舞台への挑戦に踏み出していく。

photo by 上飯坂一

◎ライブ【Universal Music presents SIGMA FES 2012 in OKINAWA】
2012.10.08（月・祝） at 沖縄西原マリンパーク内特設ステージ（沖縄県中頭郡）
出演：
・キマグレン
・A-JAX
・back number

・DJ KAORI
“Special J-Mix Live”
GOLD RUSH、KG、Juliet、WISE、Metis

・KARA
・ナオト・インティライミ

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