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2019/04/10

中村倫也 オーディションを勝ち抜きアラジン役をゲット、全編で歌唱シーンを担当

 2019年6月7日に公開される映画『アラジン』の日本語吹替えキャストが発表され、主人公アラジン役に中村倫也、ジャスミン役にミュージカル女優の木下晴香が決定した。

 本作は、キャストたちが台詞だけでなく歌まで完全に吹替える“プレミアム吹替版”で公開されるが、アニメーション版でジーニー役を演じた山寺宏一が同役を務めることがすでに発表されていた。今回追加発表された中村と木下は、数々の実力派が集まったオーディションを突破して役を掴んだ。最終的な決め手になったのは、2人の「ホール・ニュー・ワールド」の歌声だったようだ。ロマンチックなシーンに流れるアラジンの歌声と、初めての自由な旅を満喫するジャスミンの伸びやかな歌声がぴたりとはまり、このシーンが象徴する2人の喜びと幸せを最大限に表現したことが、起用の最大の理由となった。

 吹替え初挑戦の木下は、「(ジャスミン役に選ばれて)すごく嬉しいです。数あるディズニーの作品の中でも本当に大好きな作品の一つで、まだどこか信じられていない自分がいるのに、ここにいるこの状態……」、「思い続ければ願いは叶う!」と嬉しさを爆発させた。中村は、起用の決め手となった「ホール・ニュー・ワールド」のシーンについて「自分が携わる仕事で、感じたことのない感動がありました。小さい頃から知っている名曲に自分が歌って吹き込んで完成版を観たとき、珍しく鳥肌が立ちましたね。アラジンはジャスミンを誘って一緒にいろんな世界を見て回ろうよという、優しさと強さ、ちょっとした強引さがありながら素敵な体験をさせてあげる……そういう幸せな気持ちやキラキラした感情がいっぱいのシーンになればいいなと思って吹替えをしました」と、特別な思いも語っている。

 本作には名曲「ホール・ニュー・ワールド」はもちろん、ジーニーによる「フレンド・ライク・ミー」などのレジェンドナンバーが新たな装いで輝きを増す一方、アラン・メンケンと『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』チームによる新曲も登場。彼らがどんな歌声を披露してくれるのか注目だ。


◎公開情報
『アラジン』
2019年6月7日(金)より、全国公開
監督:ガイ・リッチー
音楽:アラン・メンケン
出演:メナ・マスード、ナオミ・スコット、ウィル・スミスほか
日本語吹替えキャスト:中村倫也、木下晴香、山寺宏一ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C)2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

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