中島美嘉初の上海公演にてツアーファイナル！大ヒット曲～中国語曲まで“フルコース”

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2018/01/16

　中島美嘉が、ツアー【MIKA NAKASHIMA FULL COURSE TOUR 2017～YOU WON'T LOSE～】のファイナル公演として、2018年1月14日に中国・上海公演を開催した。

　昨年10月13日に中国・杭州を皮切りにスタートし、約3か月に渡った同ツアー。どんなお客さんでも最後まで楽しめる内容にしたい」という本人の思いから、“ベスト”に近い楽曲を選曲し、ロック、バラード、ポップスと分かり易く色分けした構成で考えられ、2001年のデビューからこれまでのヒット曲をほぼ網羅したセットリストに加え、7回の衣装替えをするなど、まさに豪華フルコースの内容となった。

　昨年開催が予定されていた中国深センの振替公演を1月13日に行った後、3度目の中国開催となる本公演の会場は、この日を待ち望んでいた熱狂的なアジアファンで埋め尽くされた。1曲目のイントロが流れると会場から悲鳴にも近い歓声が沸き起こるなか、映画『NANA』の衣装でもお馴染の赤のラブジャケットで登場し、大ヒット曲「GLAMOROUS SKY」「一色」でオープニングを飾った。「こんばんは、中島美嘉です。今日はツアーファイナルをここで迎えられて嬉しいです。最後まで楽しんで行ってください！」と中国語と日本語を交えての挨拶に続いて「雪の華」「桜色舞うころ」をしっとりと歌い上げた後、「ORION」「WILL」「STARS」などのヒットバラードを披露し、スタートから観客の心を惹きつけた。

　数々のヒット曲に酔いしれる前半が過ぎると、今度はボンテージ風ファッションに身を包みハードなヘアスタイルとメイクにチェンジした姿で再登場。「Fighter」「TOUGH」「I DON’T KNOW」などバラードから一転したロックナンバーを力強く歌い上げ会場を盛り上げた。観客の熱気が増すなか、4着目の衣装に着替え「蜘蛛の糸」「明日世界が終るなら」「声」「僕が死のうと思ったのは」を全身全霊で熱唱。中島美嘉独自の世界観で表現する歌声が観客の琴線に触れ、その圧巻のパフォーマンスに多くのファンが感涙した。

　様々な表情で魅了し続けあっという間に突入した後半戦では、「こんな格好は珍しい」と自らコメントしていた可愛らしい赤のミニワンピース姿に着替え「恋をする」「A or B」の最新シングル曲や「TRUE EYES」「ONE SURVIVE」などデビュー以来数年振りとなる楽曲を披露し、本編を締めくくった。

　迎えたアンコールでは、中国公演だけに用意されたチャイナ服姿に歓喜するファンを前に、少し照れながら「上海の皆さん、ありがとうございました！」と中国語で挨拶をし、中国語オリジナル曲「電光石火之間」を披露。そして今日集まってくれたファンへの感謝の気持ちを歌った「JOY」でラストを飾り、中島美嘉をたっぷりと堪能する事となったフルコースツアーは、大盛況ののち幕を閉じた。

　なお、昨年12月29日に行われた国内最終公演では、TVアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』のOP主題歌となっている新曲「KISS OF DEATH（Produced by HYDE）」をサプライズで初披露。本楽曲の先行配信が1月20日からスタートする。

PHOTO：川田洋司

◎セットリスト
年1月14日（日）中国・上海　新静安体育中心体育館
※国内公演は一部楽曲異なります。
01. GLAMOROUS SKY
02. 一色
03. 雪の華
04. 桜色舞うころ
05. メドレー
－ALWAYS
－OION
－初恋
－WILL
－愛してる
－TARS
06. Fighter
07. TOUGH
08. I DON'T KNOW
09. BLOOD
10.LOVE IS ECSTASY
11.蜘蛛の糸
12.明日世界が終るなら
13.声
14.僕が死のうと思ったのは
15.恋をする
16.ベストフレンド
17.A or B
18.メドレー
－LIFE
－OVER LOAD
－CANDY GIRL
－TRUE EYES
－CRESCENT MOON
－ONE SURVIVE
19.ALL HANDS TOGETHER
20.花束
ENCORE
01. 電光石火之間
02. JOY