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2016/09/01

吉田栄作、初共演の田畑智子を 「酒の飲み方が豪快で…」

 青森発地域ドラマ「進め!青函連絡船」の試写会が1日、東京都内で行われ、出演者の吉田栄作、田畑智子、平泉成が登壇した。
 ドラマの舞台となるのは、青函トンネルが開通する前に青森と函館を結んでいた「青函連絡船」。その青函連絡船と船内食堂の名物だった「海峡ラ-メン」をめぐって交錯する人々の思いを描く。
 今回、うだつの上がらない49歳・ラ-メン店のダメ店主を演じた吉田。役作りについては「それこそ知り合いのラ-メン屋さんに修行に行こうかとも思ったけれど、スタ-トがダメダメ店主なので大丈夫かなと思って」と特に準備はしなかった様子。現場での苦労を問われるも「湯切りを1回失敗したぐらい。麺が全部出ちゃいました」と明かして笑わせた。
 一方、介護施設に入所している認知症の老人・源太郎役を演じた平泉は「認知症というのをどの程度表現していいのかと悩みまして、監督と話し合いながら演じました」と述懐。また、せりふでは方言の壁もあり「津軽弁はとっても難しくて本当に苦労しました。(仕上がりは)ギリギリごまかさせていただいたというのが正直なところです」と照れ笑いを浮かべた。
 そんな源太郎を介護するヘルパ-の女性を演じた田畑は、連続テレビ小説「私の青空」(2000年)の撮影で青森に縁があるといい、「皆さん、覚えていてくださったのか『おかえり』と言ってくれるのがすごくうれしかった」と笑顔。「とても安心できる、居心地のいい場所。何度行ってもいいなぁと思う私の第2の故郷です」と青森への思いを語った。
 撮影後にはキャスト同士で食事に行くことも多かったそう。吉田は、初共演となった田畑について「京都の方なので一見はんなりされているけど、酒の飲み方が豪快で僕が負けてしまうぐらい。そのギャップに驚かされました」とその印象を告白。
 田畑は「そんなことはない」と苦笑いしながらも「栄作さんとは日本酒の好きな銘柄が一緒で、そこから話がいろいろと合いました。兄貴肌で頼りになる方です」とすっかり意気投合した様子だった。
 一方の平泉は「2人とお酒を飲みに行くのはやめます。私は2~3杯飲んだらちょうどいいけど、この2人は一升瓶空けるんじゃないかというぐらいお水のごとく酒が入ってくる。それでいて翌日にケロっとして現場に来ているので本当にすごい」と話して笑わせた。
 ドラマはBSプレミアムで9月21日、午後10時~10時59分に放送。
 

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