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2016/04/07

二階堂ふみ エロティックな触れ合い描く『蜜のあはれ』金魚のように口をパクパクするメイキング映像解禁

 金沢三文豪の一人である室生犀星が晩年に発表した小説『蜜のあはれ』。映画『蜜のあわれ』として全国公開中だが、主演の二階堂ふみが金魚のように口をパクパクするメイキング映像第二弾が解禁された。

 本作では、室生犀星自身を想起させる老作家と、彼が愛でる少女の姿に変貌する金魚との無邪気かつエロティックな触れ合いを描く。今回、二階堂ふみが、丸いお尻で自分のことを“あたい”と呼び、金魚から人間の姿に変貌する少女・赤子を熱演。そして赤子と共に暮らす老作家役に大杉漣。また、老作家の過去の女である怪しげな幽霊役には、真木よう子。そして同時代に活躍した作家・芥川龍之介役には高良健吾。金魚売りの辰夫役に永瀬正敏と、個性豊かな俳優陣が脇を固めている。

 今回解禁となるメイキング映像(https://youtu.be/BUVEedimVAM)は、突然目の前に現れた老作家の過去の女である幽霊・ゆり子(真木よう子)について、赤子が老作家に話すシーン。口をパクパクする練習をする二階堂ふみの様子がおさめられている。

 猫、タヌキに続いて、人間以外の役は3度目だという二階堂ふみ。赤子を演じるにあたり、より金魚らしい演技の研究に余念がない。水面に顔を出す金魚のように、口をパクパクさせてみては? とアドバイスしたのは老作家役の大杉漣。何度も練習する二階堂の顔を見て、大杉も思わず顔をゆるませ「可愛いでしょう、金魚さんだから」とニコニコ。「鯉と金魚のパクパクの違いは!?」とスタッフと盛り上がる様子も無邪気な赤子そのものだ。

◎映画『蜜のあわれ』
4月1日(金)より、新宿バルト9他にてロードショー
原作:室生犀星『蜜のあわれ』
監督:石井岳龍
脚本:港岳彦  
出演:二階堂ふみ/大杉漣/真木よう子/韓英恵/上田耕一/渋川清彦/高良健吾/永瀬正敏
STORY:赤子(二階堂ふみ)は、ある時は女(ひと)、ある時は尾鰭をひらひらさせる、真っ赤な金魚。赤子と老作家(大杉漣)は共に暮らし、夜はぴたっと身体をくっつけて寝たりもする。「おじさま、あたいを恋人にして頂戴。短い人生なんだから、愉しいことでいっぱいにするべきよ」「僕もとうとう金魚と寝ることになったか―」
奇妙な会話を繰り広げる2人は、互いに愛を募らせていく―。そんな或る時、老作家への愛を募らせこの世へ蘇った幽霊のゆり子(真木よう子)が現れる。作家の芥川龍之介(高良健吾)、金魚売りのおじちゃん・辰夫(永瀬正敏)が3人の行方を密かに見守る中、ある事件が起きて…
(C)2015『蜜のあわれ』製作委員会

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