2014/06/13
日本を代表するレゲエシンガーの1人であるMINMIの新曲で、5月11日より配信されている「#ヤッチャイタイ」が今、じわじわと話題を呼び始めている。
MINMIといえば2002年にリリースして50万枚を売り上げたデビューシングル『The Perfect Vision』や、2006年に大ヒットして海外でも評価されたシングル『サマータイム!!』が代表的なように、日本のシーンにレゲエムーブメントを巻き起こしてきた象徴的な存在だ。
そんな彼女が先日リリースした配信シングル『#ヤッチャイタイ』は、タイトル以上に歌詞が過激だ。歌詞検索サービス 歌ネットに歌詞を公開するやいなや、同サイトのリアルタイムランキングと注目度ランキングで1位に。歌詞を読んでみても、“ほんとは女の子 想像するの 色んなこと 素敵なあのコと あんなこと こんなこと”、“くちづけされたらもう止まらないの ワタシ暴れ馬”、“キスの音がだんだんエッチ”と、かなりセクシーな言葉が並んでいる。
こちらはYouTubeで公開中の動画「MINMI - 「#ヤッチャイタイ」ジャマイカMV Short Ver.」でも確かめることができるのだが、実はこの楽曲、実際には上の動画でカットされているセリフパートが存在する。こちらがとにかく強烈で、ここに記することすらはばかれるほど大胆な内容だ(歌詞自体は歌ネットで閲覧可能)。
さらに、この楽曲が業界内でじわじわと話題を広げている。「ヤッチャイタイ女子のSNAPを随時UP」しているMINMIのTwitterアカウントには、タレントのIMALUや双子姉妹の人気モデルAMIAYA、人気ファッション誌『NYLON JAPAN』などでも活躍している人気モデルから、番外編としてRIPSLYMEのILMARI、TERIYAKI BOYZのWISEまで。錚々たる著名人たちが「#ヤッチャイタイ」と書かれた吹き出しを手にした写真がアップされているのだ。
そうした話題性も相まって、今後は物議すらかもす可能性もある「#ヤッチャイタイ」だが、そもそもこの歌詞は民放のテレビ等々で放送可能なのだろうか。関係者に訊くと「放送禁止とまではいかないが、朝や夕方の時間帯には選びにくい内容」と苦い表情だ。過去にはシーモネーター&DJ TAKI-SHIT「半熟ラバーズ」や、キングギドラの「F.F.B」や「ドライブバイ」など、男女の性について言及した歌詞が問題視されて放送禁止となったが、「#ヤッチャイタイ」もやはり“お茶の間”に放送するに相応しくないという見解を示している。
デビュー10年目となった2012年には、第3子を出産した彼女。3児の母なった今、歌う「#ヤッチャイタイ」には、ともすれば批判も起きかねないだろう。一方でサウンド面は西を代表するレゲエ系のトラックメイカー RED SPIDERとの共作で、本場顔負けの本格的なアッパーチューンに仕上がっている同曲は、今後果たしてどのような波を起こしていくのか、注目だ。
◎配信シングル『#ヤッチャイタイ』
2014/05/11 RELEASE
◎YouTube「「#ヤッチャイタイ」MVディレクターズカットver.」
http://youtu.be/rfYkB-pmdZc
◎New Single『いていたいよ』
2014/7/23 RELEASE
◎New Album『BAD』
2014/8/20 RELEASE
Twitterアカウント「#YCT_MINMI」
https://twitter.com/MINMIofficial
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