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2013/06/28

ロビン・シック “この夏の1曲”になるか? 全米3週連続1位の座に

 ロビン・シック、ファレル・ウィリアムス、T.I.の「ブラード・ラインズ」が3週目のNo.1となった、7月6日付HOT100チャート。

 予想を上回る記録を更新し続けている、ロビン・シックの「ブラード・ラインズ」。“この夏の1曲”となることは間違いなく、3週目の首位にして、デジタル・セールス、エアプレイ、ストリーミング共にポイントを上昇させている。夏を彩るヒット曲という観点から近年のチャートアクションをみても、圧倒的にアップテンポのナンバーが強く、2010年にはケイティー・ペリーの「カリフォルニア・ガールズ」が6週の首位、2011年はLMFAOの「パーティー・ロック・アンセム」が同じく6週、そして昨年は、カーリー・レイ・ジェプセンの「コール・ミー・ベイビー」が9週のNo.1をマークしている。

 「ブラード・ラインズ」も彼らの記録同様に、長期に渡る首位獲得が予想されていて、現時点での年間No.1候補である、マックルモア&ライアン・ルイスの「スリフト・ショップ」を超える記録となるか、ということも注目されている。6枚目のスタジオ・アルバムとなる同タイトルの『ブラード・ラインズ』は、全米で7月30日に発売予定。リリースはゲストにもクレジットされている、ファレル・ウィリアムスのレーベルであるスター・トラックからで、前作『ラヴ・アフター・ウォー』のセールスを上回ることは間違いないだろう。

 2位には、先週に引き続きダフト・パンクの「ゲット・ラッキー」が並んだ。アルバム『ランダム・アクセス・メモリーズ』(6位)も好調で、今年の年間チャートTOP10入りも、間違いなさそうだ。3位には、初のTOP3入りを果たした、イマジン・ドラゴンズの「レディオアクティブ」がランクイン。登場43週目のTOP3入りは、ビルボード・チャート史上、この曲が最長記録となる。2013年のチャート区分では、ルミニアーズの「ホー・ヘイ」(55週)に続く記録で、前シングル「イッツ・タイム」も40週を超えるロングヒットを記録した。そして、同じくロングヒットを記録しているのが、4位に上昇したフロリダ・ジョージア・ラインの「クルーズ」。この曲も、次週以降初のTOP3入りが期待されていて、イマジン・ドラゴンズの塗り替えた記録を、更に塗り替える可能性もある。カントリー・シングルチャートでは、17週目の首位をマークしている。

 今週、TOP10入りを果たしたのが、予想通りのチャートアクションを起こした、ブルーノ・マーズの「トレジャー」。自身10曲目のTOP10ソングで、アルバム『アンオーソドックス・ジュークボックス』から、3曲連続のTOP10入りとなった。この曲のヒットを受け、アルバム『アンオーソドックス・ジュークボックス』も先週の19位から11位まで上昇している。先週9位に返り咲いたアリアナ・グランデの「ザ・ウェイ」は、11位に後退したものの、ポイントは伸ばしていることから、次週再びTOP10内に返り咲く可能性も高い。TOP20入りを果たしたのが、31位から19位にジャンプアップした、ハンター・ヘイズの「アイ・ウォント・クレイジー」。4月27日付で43位にデビューし、登場11週目で19位まで上昇した。同時に、アルバム『ハンター・ヘイズ』も、80位から7位に、今週最もセールスを伸ばしたアルバムとして再ブレイクを果たしている。

 初登場一番人気は、32位にデビューした、ワン・リパブリックの「カウンティング・スターズ」。アルバム『ネイティヴ』からの3rdシングルで、先週の102位から急上昇。また、今週アルバムチャートで、首位デビューを果たした、カニエ・ウェストの新作『イーザス』からの先行シングル「ニュー・スレイヴス」が、56位に初登場。アルバムの初動枚数は30万枚を超えている。

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